コントロールされたくない #228

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『勝間式超コントロール思考』を読みました。内容はすごく面白かったです。少し前の記事にも書きましたように人間は生きているとあらゆることからコントロールを受けます。それって当たり前といえば当たり前でコントロールする方からすれば目の前の“人”やもしくは更にその“人”の集団をコントロールすることができればコントロールする側は何のストレスもなく目的を達成することができます。もちろんコントロールされる側は全くコントロールされていることに気がついていません。もしくは気がついたとしてもそれを脱する術を知らないと、まあいいか、となってしまうのです。

 

この勝間さんの『コントロール思考』は自分の人生をコントロールしようというコンセプトですが、コントロールされないようにしようという側面もあったと思います。どのようにしてコントロールされないように生きるのか、どのようにすれば自分の人生を生きることができるのか、そのことについてこの本には書かれています。

お金や人間関係、ほかには家事などなど。多岐に渡ります。なるほどと思うところがたくさんありました。もちろん全てできなくてもいいと思います。少しずつ少しずつ実践していくことが大切なことだと思いました。

 

僕もブログの中で何度か書いている気がしますが中毒性のあるものが大嫌いです。中毒性のあるものは自分の時間をどんどん奪っていきます。そして時間のみならずお金もどんどん奪っていくのです。そしてその奪われた時間とお金はその一瞬で終わればいいですがそうならず中毒ですのでずっと続きダメージを蓄積していくのです。

もちろん人の生きていく道なんて人それぞれだし好きに生きていけばいいと思います。だけどだったらお酒を飲む人が飲まない人に強要するとかお酒を飲む人が酔っ払って事故を起こすとか、たばこを吸っている人が周りに迷惑をかけるとかしないで欲しいですよね。好きなようにお金を使えばいいですけど、だったら不摂生をしているくせに他人を羨んだり、他人を妬んでそれこそコントロールするようなことをしないで欲しいものです。あと金銭トラブルもやめて欲しいです。

 

最後にここだけの話ですけどこれって微妙に勝間さんの主義主張が見える本だなと思いました。

人によってはコントロールされてもいい、という人がいてもいいように思えたからです。つまりコントロールされても本人が幸せならいいじゃんという考え方です。

もちろん僕はその考えには立ちませんけどそういうことを言う人がいそうなことが何となく想像できます。だけど勝間さんはそこにはっきりと“ノー”を突きつけているんですよね。この本を読んでいてそのことにもなんとなく気がつかされました。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

面白くて一気に読める本だと思いました。人は自由に憧れます。そして自由とは時に残酷な時もあります。だけども自由を求める。面白いですね。

最後に僕からの主張です。酒やたばこ、あとパチンコはもちろん駄目ですよ。本当にお金も時間もったい。人のリソースをどんどん奪っていきます。

余裕を持つことが大切だと以前書きましたがその余裕を奪っていきます。やめましょう。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。