リスクを取るということ #246

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先日このブログで銀行にお金を預けることはかえってリスクだということを書きました。しかし今思うと、本当はそれって正確ではなくて“リスクに見合ったリターンが見込めないから”とするのがより正確な気がします。たしかにお金は一見すると減っているようには見えません。しかし実際はもっとリスクに見合ったリターンの見込める現金の置き場所が存在しますし、何より日本円そのもの価値はずっと同じではありません。物の値段が上がれば日本円の価値は下がっていきますし、例えば日本円を国外のなにかと交換するとき日本円の価値が変動していることに気がつくと思います。

 

僕がアメリカの株を買っているのは日本円の価値がアメリカのドルに比べて低くなると予測したからというのもあります。つまり日本は円安に向かうと予測したわけです。

もちろんこれ自体はリスクだと思います。けれど円をドルに変えずに持ち続けているというのは、それはそれで日本円を無意識のうちに信じていると言うことなのです。どちらにしてもリスクです。ですから僕はドルでアメリカの株保有するという選択をとったわけなのです。

みんなが日本円を信じている中で米ドルを持っているというのはある意味逆張りをしているのかもしれません。

 

他にも自分のお金を使って自分のお金を増やすことができるのに銀行にお金を預けておくというのはそれはそれでリスクです。

たしかにお金は増やす行為はお金を減らす危険性があります。しかしそのリスクも分散させることやなるべく長く時間を取るということでリスクそのものを減らすことができるということを学びました。

死ぬまでお金に困らないという方は別にそれで構わないと思いますが僕自身収入が少ないのでお金を増やす必要性がありました。だからリスクを取ってアメリカ株を買うということしました。

 

リスクを取っているということに自覚的であるか、それとも自覚的でないかというのはとても大切なことだと思います。リスクを取っているということに自覚的であればだんだんそのことに慣れてきて、うまくコントロールできるようになるものです。

もちろんたまたまうまくいっているだけということもあるかもしれません。だけどその結果米株について考えるようになりましたしアメリカの企業やイギリスの企業についても考えるようになりました。そしてこうやってブログの記事を書くまでになったのです。

つまりなんとなくですけどリスクは避けてばかりでもそれは良くなくて時にはリスクを取りに行くことも大切なことだと思うのです。裸で沸かした風呂の湯船に入るとき少しずつ触って風呂の温度を確認します。そうやって火傷しないかどうか確認しながら湯船に浸かるとうまく入れるということとなんだかとても似ていると思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

リスクの取り方はたしかに難しいです。だけどこれも練習が必要でリスクを全く取らないと、リスクの取り方が全くわからないまま時間だけが過ぎて行きます。そうならないように少しずつでいいからリスクをとるようにしてリスクをコントロールできるようになることが大切だと思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。