新NISAについての考え方と思うこと #1440

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新NISAの使い方について考えるときはそもそも投資そのものについて考えなくてはいけないと思います。今更ですがそもそも新NISAとはなんだということですがNISAの枠で投資を行うとその儲かった分は非課税になるよという仕組みです。国としてはこういう制度を作ったからそこでお金を貯めて老後に備えてくださいねということだと思います。まあそれはともかくとして儲かった分が非課税ということはこの非課税になる分が大きくなればなるほど良いということになります。そしてそれはなるべく失敗をすくなく高確率で設けなければいけません。なぜなら新NISAの枠には限界があるからです。そしてこれもとても重要ですが人間には時間の限りがあります。失敗したからやり直す、失敗したからやり直す、というのは制度上可能といえば可能ですがしかしそれをやっている間にもそのひとの貴重な時間を奪っていってしまいます。

つまり非課税分が大きくなれば良いと書きましたが、それはとりも直さず儲けの部分が大きくなれば良いということになります。そしてそれはなるべく確実に儲けなければいけない、ですからお金を預けて一番儲けの部分が大きくなる方法、そしてなるべく確実に、それはどんな方法なのでしょうか。

 

そんな確実に儲かる投資先なんてあるのかと言われそうです。そんなものがわかれば苦労はしないと叱られそうです。

しかし答えから書くとそれは長期投資をして小さな利益でも構わないからちまちまと増やしていくというのが正解なのだと思います。そしてそれは時間をかければかけるほど儲けは大きくそして確実になっていきます。そして確実性と儲けの部分を天秤にかけて投資先を決めるということになるのだと思います。

小さな儲けでも確実に拾って儲けを最大化させると書きましたがということは当たり前ですが確実に儲けを出してくれる投資先でないと意味がありません。それはつまり長期的に見て常に右肩上がりの投資先ということになります。

 

ということでそれはSP500ということになります。つまりアメリカという国がこの先もずっと成長すると信じそこにNISAの投資枠を使うのです。もちろん自分はアメリカなど信じないと言い別のところに投資をするのも良いと思います。しかしアメリカよりも他に確実に長期にわたって成長している投資先ってあるのでしょうか。しかもそれは確実性がなければ意味がありません。少しずつでも構わない、確実に勝ちを積み重ねられるところにNISAの枠を使うそれが正解だと思うのです。

ちなみにあまりこういうことを言いたくないですけど日経がこの先も10年20年と上がり続けるのかというと個人的には疑問です。百歩譲ってもしそうだとしてもやっぱりアメリカのほうが確実性が高いと思います。

 

ということで確実性があって少しずつでもいいから儲けられる、そんな投資先としてSP500というわけです。まあこれで間違いないと思います。自分はぎりぎり時間の残された人間だと思うので確実性を少し減らして儲けを取るということでナスダック100の投信を買うということにするわけです。もし自分に時間が少ないよという方は儲けに走るのではなく確実性の方を取った方が良いと思います。もちろんこれは個人的な見解です。

残り時間が少ないとかいいつつ人間はそんなに簡単に寿命を迎えたりしないかもしれません。もしかすると意外とそこから10年20年と生きるかもしれません。ですから確実性の高いSP500の投信で良いと思うのです。歳を取ると働くことがどんどんできなくなってくるので確実に増やせる方にシフトするべきです。儲けに走って資産を減らしたり、ましてや無くすなんてことになれば資産は戻ってこなくなるかもしれないからです。

つまり歳を取ると稼ぐ力が衰えていき、だからより安全性に向かうので更に稼ぐ力が衰えていく、つまり若いうちにお金をたくさん用意するということが大切になっていくのだと思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

新しいNISAが来年始まります。豊かな老後を迎えることのできる道具は持っています。あとは実行するのみです。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日でありますように。