調子の悪いセクターと自分の将来のこと #1244

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アメリカ株は専らマカベエさんの動画を参考にさせて頂いています。マカベエさんはアメリカのジムクレイマー氏のマッドマネーという番組を動画で紹介してくれています。気になる方はおすすめです。アメリカ株はこの動画でつかめると思います。

そんなマカベエさんの動画の中でジムクレイマー氏がこれまでブルマーケットであったものがここに来てお墓入りしている、そんなセクターを7つ挙げています。それぞれ書きますと、旅行、ハウジング、食料品、リテール、ユーティリティ、テレコム、そして銀行、これらのセクターがいまはダウンしているというわけです。これらの理由についてはマカベエさんの動画を見ていただければと思います。まあざっくり言うとインフレと高金利によってお金を借りにくくなったり高配当の魅力が薄れたりここに来てようやく家の値段が下がってきたりとか色々あります。

 

しかし自分が一番気になったのは食料品セクターの落ち込みです。アメリカの経済が心配とかそういうことではありません。というかアメリカの経済とか正直あんまり気にならないからです。それよりも食料品セクターの落ち込みの原因はLLYやNOVなどが販売している肥満治療薬の影響がこの先もっと売れるからではないかというからです。肥満治療薬はその人の食欲を減退させるといいます。そうすると高カロリーの食品を買わなくなるから、だから食料品セクターの株が下落したわけです。

こう思うとものすごく安定、鉄板だと思われていた食品もなにがあるかわからないなと思いました。MCDとかKOやPEPなんて超安定銘柄で長期投資家の人たちは絶対に持ってたと言っても過言ではない株たちです。しかし逆をいうともしかすると良い買い場なのかもしれません。PEPは3%の配当がありますしKOには3.5%目前の配当がついてきます。

 

一方でジムクレイマー氏はこうも言っています。こうやって高金利の時代脱落していくセクターがあるが結局残ってるセクターというはハイテクセクターである、というのです。しかも銀行からお金を借りなくても良いキャッシュをたんまり持っている企業です。まあAAPLやMSFTなどのおなじみGAFAMと呼ばれるグループに加えてTESLAとNVIDIAなどのおなじみの企業たちです。高金利だと困ると思っていたのですがそうでもないようです。

というか今の高金利状態を乗り越えることができればその先は利下げが待っているのでハイテクセクターはたしかに良い気がします。自分の買ったナスダック100の投信は良かったと思えます。

 

四十にしてまよわず、という言葉があります。いやいやそんなことないよ、とい言いたいところですが、というよりそういうことの言える人生なら良かったのですがしかし自分の投資成績の流れがなんとなく見えてきた気がします。このままいくとあんまり年齢のことは言いたくないですけど五十歳のところでうまくいけば3000万円、六十歳でうまくいけば5000万円あたりになると思います。なんでそんなことを思うかというとそれ以上の数字をアグレッシブに取りに行こうとすると当然リスクもつきまとうわけです。ですから自分の残りの人生を考えると自然と資産額が決まってくるわけです。

そしてもうひとつ思うことは身体が丈夫な期間というのもおそらくなんとなく想像できておそらく70代ぐらいだと思います。そこで思うことはどこで仕事を区切って旅行するなど自由な時間を確保するかです。もうこうなってくると手持ちの資産と残りの人生と時間とのトレードオフというか天秤になってくると思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

随分寒くなりましたね。風邪などをひかないようお気をつけてくださいね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日でありますように。