いやあナスダック下がりましたね。自分はかねてからナスダックは下がると思っていましたのでベアを買っていました。TECSですね。TECSはナスダックの下落にレバレッジ三倍をかけたETFになります。九月には下落すると思っていたので八月の初旬から中頃にかけてTECSを細かく買っていました。八月もアノマリー的に米株はマイナスで終わることが多いので例えアノマリーが外れたとしてもここから下落してもおかしくないと月初めのころ思っていたからです。しかしどこが天井なのかわかりません。ですから本当に少しずつちょくちょくと買っていたのでした。買い始めはTECSが28ドルや29ドルあたりです。今思えばその辺りが一旦の天井だったんだと思います。
そして先高感から一度大きな下落があった時やはりこの辺りが天井だと思ったのでそこからも反発するごとに継続してTECSを買っていったのでした。そして750万ほどある資金のうち550万円ほどTECSを仕込んだ時に例のジャクソンホール会見がありナスダックが下落したのを見てこれはまだまだ下がるなと思い残りの180万円ほど突っ込んでほぼフルインベスメント状態の720万円ほどのTECSを保有した状態となりました。もう余力はなく来週からナスダックが下がると信じるだけです。
ジャクソンホールの会見は要するに“ちょっとやそっとでは利下げに転じませんよ”ということだと思います。六月から八月の始めまでの株価上昇は物価の上昇率が少し下がったからこの先物価の上昇も終わりどこかで利下げがある、少なくとも利上げが止まるというのを先回りしていたのだと思います。しかしその市場の思惑に冷や水を浴びせるかたちでそれは考え過ぎであってまだまだ粘り強く利上げは続けると宣言したのです。そしてその言葉を聞いたところで一気に株が売られるということになりました。
広瀬隆雄さんが動画で話していましたがハイテク株にある配当利回りの低い株、あるいは配当が全くない株というのはただでさえ元本を割れるリスクがあるのにそれを持っていなくてはいけないのかということになります。なぜならアメリカのドルを銀行に預けて利子をもらっている方がよっぽど安全にお金が稼げるということになるからです。もちろん細かいところを突っ込むと実際は違うのかもしれません。しかし大枠では株よりも現金を預けた方が安全に稼げるとなってしまうのです。ましてやなんの配当もつかないハイテク株となるとなおさらです。ということもあってかナスダックが大きく売り込まれたのだと思います。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
9月10月に本当に買い場はやってくるのでしょうか。どこまで株価は下がっていくのでしょうか。気になるところです。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。