引き続き高配当株について考える その2 #956

f:id:toushiblog:20210306062631j:image

引き続き高配当株について考えようと思います。先日はアメリカ株の高配当株でしたが今回は日本株の高配当株について考えようと思います。

ただ日本株については個人的に選択肢が少ないと思っていてかつそれほど高配当の株はないと思っています。それはなぜかというと日本の企業はあまり株主還元について積極的であると思えないからです。加えて株主優待という制度も本当はあまり効率の良くない制度であると思います。だったらその優待の額と同じ現金を配当として配った方が良いのではと思うのです。まあ嫌いではないですが積極的に株主優待を狙いにいくという考えは全くないです。

 

ということで考えられるのは配当利回りが4%前後で配当性向が高くなく、そして売り上げが伸びている株が良いと思います。というか配当性向が低くて売り上げが伸びている株となると利回りが必然的に4%前後に落ち着くイメージです。

配当利回りはある程度高くないと満足のできる配当利回りになる頃には70歳ですとか意味がありません。全く無意味とは言わないまでもなるべく早く高配当の恩恵を受けたいのならば、早くから投資をするかもしくは配当利回りが高い時に投資をするということになると思います。あとはひたすら長期で持ち続けるわけです。

 

そう考えると最適な株がやはり日本の通信株になると思います。NTTとKDDIがかなり良い株です。日本株この二つでよいのではと思わされます。沖縄セルラー配当利回りが高い時に仕込むことができれば最高だったんですがいつのまにか株価も上昇してしまいました。今から仕込んでも良い気もしますが沖縄セルラーは高配当株でもあり成長株でもありますね。

他には三菱UFJリースも良い気がします。配当利回りが高くてかつ連続増配、そして配当性向が低いからです。売り上げが順調に伸びてくれれば将来的には高配当株に育ってくれそうです。というかリース系はどれも連続増配してくれてて良いですね。もう少し配当利回りが高いと良いのですが。

 

銀行系は高配当株に見えますが個人的にはあまり信用できていないです。というかここ最近調子が良いのは長期金利が上昇しているからであっていつなんどき流れが変わるかわからないからです。

ですから銀行系は一見すると高配当株のように見えますがあまり買う気にはなれないですね。ここ最近の金利上昇の恩恵を受けるという株ということで、いつどうなるのかわかりません。ただ短期で売買するのであれば面白いもしれないなと思いました。その時は配当というよりは値上がり益を狙いたいものです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

繰り返しますが日本株の配当株はNTTとKDDIですかね。あとは三菱UFJリース、リコーリース、みずほリース、SPK、この辺りだと思います。この辺りならば安定的に増配をしてくれると思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。