11月、12月、1月というのはアノマリー的に株価が高いと言われます。そしてそれは日本株も同じです。よく年末高ですとかクリスマスラリーなんて言葉を聞きます。つまり年末というのは投資がとても簡単でただ買えばよいわけです。もちろん買うのにもなんらかの工夫は必要だと思います。しかしそれは比較的簡単でそして簡単にうまくいきます。
しかし問題はそれ以外の月でして、それ以外の月はタイミングをはかったり何もしないで待つという力が必要であったりします。そして危ない月というのが二月だったわけです。そしてその二月が過ぎました。
二月の次に怖い月があるとすれば八月と十月のような気がします。八月はよくニッパチ、ニッパチなんて言われる商売の狭間で十月はこれまで過去に大きな暴落が起こっているのが大抵、十月だからです。
こんなわけのわからないアノマリーを聞くと何を言っているんだと思うかもしれませんがしかし投資の世界とは数字というしっかりとした事実で動くのと同じようにこんな具にもつかないなんとなくの雰囲気でも動きます。そしてそういった大暴落が来た時が実は一番のチャンスであり一番の買い時であったりするわけです。本当に投資というのはわからないものです。
今年の三月がどんな月になるのかなんてのは正直わかりません。ただ一波乱あるとすればそれはアメリカ国債の長期金利の大きな上昇だと思います。その長期国債の金利が上がり続けて株式市場を冷やした時、株価は大きく下落するのだと思います。そしてグロース株、ハイテク株が大きく売られるわけです。
ただここで冷静にならなくていけないのはそんな時だからこそ実は一番の買い場になっているのではないかということです。セクターローテーションでいえばハイテクが過ぎ去った後は次にハイテクにお金が戻ってくるのはもっと先になるのかもしれません。だけどだからこそ買い場になるのかもしれないというわけです。
ジムクレイマー氏がいうにはそんな時にこそ優良なハイテク株に目をつけておいて下がった時にコツコツと拾っていこうというわけです。しかしセクターローテーション的に今旬の株を買うのも良いと思います。
そう考えるとやはり株を買うのって難しいなと思ってしまいます。そんな時はもうVTIで良いのではなんて思ってしまいます。そしてVTIは決して間違うことはなくてそして安心して稼いでくれるのです。
とまあつらつらと思うことを書いてみました。自分が次に投資する先はどこになるのか。結局VTIになるのかな、なんて思ってしまいます。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
春の陽気がもうそこまでやってきています。そして株式市場は少し難しい局面に入っていくのだと思います。世の中難しいことが多いですね。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。