結局どうなった日本の通信株 #888

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今年の年末にあった通信料金の値下げ騒動もなんだか随分も昔のことのように思えてしまいます。菅総理大臣が就任して兼ねてから話をしていた携帯キャリアについて値下げの要請をしました。菅総理としては国民の過処分所得を増やしたいという思いがあったのだと思います。日本の通信株を持っている個人株主は日本の通信企業はほとんど寡占状態なのでその安定性に投資している側面があったと思います。そんなわけでTwitter掲示板など株クラスターと呼ばれる人たちにすれば話題に事欠かない数ヶ月になったわけです。

おそらくブログにしてもYouTubeにしてもこれらの話題を取り扱えばPVが稼げる、そんな状態だったんだと思います。

 

そしてそんな騒動からしばらく経ってみて今のところどうだったのかというと、NTTが強くてここに投資をしていた方はホールドが正解だったわけです。もちろん下がったところで買っていた人は尚良かったと言えると思います。逆にKDDIは冴えませんでした。正直言って後手後手のイメージだった気がします。しかしそれでもしっかり株価を戻してきていて下がったところで拾った方は問題無かったのではないでしょうか。まだ騒動前に戻ったとは言えませんがそのうち戻る気がします。

ソフトバンクはなんだか蚊帳の外といった感じですね。良く言えばマイペースといったところです。まあNTTやKDDIとは少し毛色も違いますしね。

 

自分はというと追加で買うチャンスがあったのですが欲張って配当利回りが高いところを狙い、結局買いそびれてしまいました。つくづく自分は投資が下手だなと思わされます。いくらでも買うチャンスはあったんですけどね。100万円でも持っていればけっこう買えたはずです。

まあしかしなんだか酷いことにはなってませんしホールドという選択肢は買い増しという選択肢よりは劣りますが及第点がもらえる選択だったと思います。

一番やってはいけなかったのが狼狽売りというやつです。

 

日本の通信企業は本当に鉄板だと思い知らされた今回の騒動だったような気がします。KDDIもおそらく新しいプランを出して来るはずです。そしてそれら三つの企業がこの先どうなるのかまずは決算ですね。その決算で今回の値下げがどのように企業業績に影響するのかを確認したいですね。それによってまた今回の一連の流れの結末が変わって来ると思います。

自分としてはやっぱりNTTは強くてKDDIはしぶとくてソフトバンクはあんまり関係なかったよなという展開に変わりない気がしています。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

ASMLが高値を更新してくれました。これは素直に嬉しいです。少しずつでも良いので資産が増えていって欲しいですね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。