新型コロナと自分の投資の振り返り #688

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SBI証券のサイトを色々見ていると過去の取引を振り返ることができます。自分の取引はなんとなく覚えています。しかしその自分の取引はなんとなく都合の良いところばかりを覚えていて都合の悪いところを無かったことにしてしまいます。先日そのSBI証券の自分の口座取引を見ていました。あの時新型コロナウィルスが中国、日本ときてアメリカはまだ大丈夫だといわれていたとき、けれどアメリカもそろそろ危ないのではと株価は横這い、もしくは少しずつ下げていきました。自分はMasterCard株で少し大きめの利益を得ていたのですがその利益は減っていきだけどまたいつか戻ると楽観視していました。なぜならいつも同じようにちょっとぐらい下げてもすぐに復活していたからです。

 

だけどなぜそう思ったかはわかりませんがこれはやばいのではないかということでそのMasterCard株を少しの利益があるうちに売ったのでした。ちなみにその時NISA枠でもMasterCard株を抱えていてそこも利益が出ているうちに売りました。ここまでは良かったと思います。

余談になりますがやっぱり株で利益が出ている状態というのは良いですね。これが損をしている状態だったら果たして同じように思い切ったことができたか心配です。利益が出ているからとっとと利確しようと売ったのでした。

 

そして持ち株を次々と売っていって最後にAT&TとBTIを売りに出していたのです。これが良くなかったと本当に反省です。ちなみにこの売り注文は値段が合わずにキャンセルされています。ここでもしもAT&TもBTIも全て売ってしまっていたら自分は株式投資をやめてしまっていたかもしれません。やめてないにしても買うタイミングを逸してしまって買うのが遅くなってしまっていたような気がします。今にして振り返れば実は株価が大きく下げてた時はディフェンシブ株の仕込み時だったんですね。利回りの高い株がゴロゴロしていました。その時買ったABBVやDは配当も安定して入ってきますしそして株価が戻ってきて値上がり益も出ています。石油株はその時下で仕込んで株価の上昇益を得ることができました。決して大きくはない利益ですけどしかし大きく転ぶこともなく割とすぐに資産をリカバリーすることができたと思っています。

 

新型コロナから学んだことは“利益は大切”そして“小さくてもいいから利確することが大切”、そして“株の全売りはなるべく避ける”ということだと思います。今の株式市場はかなり上げ相場で容易に利益を上げることができる気がします。世界の中央銀行は利率をなるべく低く低くして株を買わせようとしているからです。しかし必ずどこかで終わりが来ます。それが今ではないというだけです。まずは利益を出してその利益を引っ張っていってどこかでちゃんと利確をするようにしていと思います。明日から新しい市場が始まります。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

自分の投資って大きな利益はないけれどなんとなくじわじわと増えていっているそんな投資だと思います。そしてそんな投資であるならばそれはそれで願ったり叶ったりだと思うのでした。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。