お年玉の使い方 #540

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私はTwitterでちきりんさんをフォローしています。ちきりんさんの考え方が面白いですし共感する部分が多いからです。そんな中でもちきりんさんのお年玉についての考え方が僕は大好きです。ちきりんさんのお年玉についての考え方は“貯金するのではなく、どんどん使ってしまおう”という考え方なのです。これは別に変な逆張りをしているわけではありません。

世の中は圧倒的に“子供が大金を持っても適切な使い方なんてできるわけがない、だから貯金しておいて大人になってから使いなさい”という考え方が多数派な気がします。要するに子供はお金をちゃんと使えない、大人はお金をちゃんと使える、といった前提にたった考え方なのです。

 

しかしちきりんさんは考え方が違っていて子供は確かにお金を間違った使い方をするかもしれない、けれどもそのお金の使い方が間違っているということに気がつかずに大人になることの方がよほど恐ろしいというのです。だから間違っているなら間違っているでとっととその間違った経験をさせてしまおうというわけです。

お年玉をもらって無駄なものを買ったとして、その買ったものがいかに無駄だったのか早く気づくかもしれませんし、それこそその無駄なものを買うよりも貯金した方が良いのではないかと学んだりするかもしれません。

ちきりんさんは“子どものうちに学ぶことの方が大切だ”という考え方なのです。もしかしたらもらったお年玉をどうすれば効率よく増やすことができるのか考えるかもしれません。

 

そうなんです。これって実は投資の世界でも同じことがいえるんですよね。ある日職場で同僚に自分が株を買っているという話をしたら「勉強したの」と聞かれました。その同僚は株など興味ないような人だけどしかし日々給料が少ないだとなんだと嘆いていました。

勉強は確かにしたかもしれませんがしかし勉強をしたからといって株で利益を出せるとは限らないですよね。これもまさにちきりんさんのお年玉の使い方と同じです。まさに実践して覚えていくしかないわけです。手痛い失敗をしてどうすれば良いのか考えるべきなのです。

 

これから株を始めたいけれどどうすれば良いのかわからない方は勉強をするよりもまず自分の身近なところにある企業の株を買ってみることをお勧めします。自分の身の回りにまで来ていてそして何度も繰り返し使っているものはきっと大きな企業だと思います。そしてそこの株を買ってみるのです。そして負けてもいいじゃないですか。それこそがまさに勉強だと思うのです。

デイトレードなのかスイングトレードなのか長期投資なのかそれともドルコスト平均法なのかそれはわかりませんが利益の出たものを続けてみれば良いのです。そしてそれがいつか自分のものになっているのだと思います。

投資は自己責任でお願いします。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

自分は親戚が少ない人間でしたので正月はお年玉がもらえるというよりは親戚が家に集まってワイワイ賑やかに過ごすことの方が羨ましかったです。子どもの頃の正月の思い出はただただ暇だった思い出です。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。