営業利益率が気になっています #458

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この最近、営業利益率という数字が気になっています。ある時、日本のたばこの営業利益率がすごいという話になりました。そして調べてみるとJT は30%弱を安定して出して確かにすごいです。ちなみに日本の株の大きいところだとキーエンスが凄くて50%程をたたき出していました。50%というと売上の半分で必要なお金を賄っているということです。残りの半分は将来のために蓄えたり、株主還元に使ったりするわけです。ですからインカムゲインをメインに考えたポートフォリオを組むのであればこの営業利益率という数字を気にすることも大事かとおもいます。

 

そして自分の持っている株の営業利益率も調べてみてびっくりしました。MasterCardか40%以上もありブリティッシュアメリカンタバコは35%強ありました。ほとんどのブログやサイトでお勧めだとかすごい株だとか紹介されるわけです。20%でも十分にすごいのにそれを上回る驚異の数値です。

そして極め付きがアルトリアグループの49.7%でした。ほとんど半分の50%といっても良い気がします。つまりアルトリアグループのタバコを吸うと半分はアルトリアの手元に残るということになります。そしてそこから株主還元への還元が行われるわけです。

 

なぜこれらの企業はこのような高い利益率を誇ることができるのでしょうか。それはその企業がその売上を得ている分野で競争が働いていないからではないでしょうか。つまり売上を独占、もしくは寡占しているわけです。真似されようがないということです。

クレジットカードの業界ですとVISAとMasterCard、AMEXでほとんど独占しています(ほとんどVISAとMasterCardの2社だけという見方もできます)。

またたばこに関しては文字通りその国がほとんど専売権を持っているようで新しく外から入り込む余地がほとんどありません。

 

この営業利益率が高い理由というのは色々な理由がありますが今GoogleやYahooで簡単に検索することができます。そしてその営業利益率の高い企業をまず投資の候補にしてみてそこから他の株を調べてみるというのをやってみると良いかもと思います。

営業利益率が高いということは繰り返しになりますがそれなりに理由があります。そしてそんな営業利益率の高い企業は倒産するリスクは当然低いわけですしそこの売上を上げている分野で独占、もしくは寡占状態でほとんど競争しなくても良いからそのような営業利益率を維持できているとも言えるわけです。

今日も読んでいただきありがとうございます。

それにしても営業利益率が50%を超える企業って凄いですよね。はっきり言ってボッタクリのような気がしますよね。しかし株を買ってみると味方のように思えて急に心強くなりますね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。