連続増配株について思う事 #362

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先日の記事、そしてその前の記事と坂道を下る日本で坂道を上る国の株を買うと良いと思います、そんな記事を書きました。とりわけ連続して増配している株を買うのが良いのではないかと書きました。なぜならデフレ下の日本で安定した収入はもうそれだけでも強いからです。現金の力が強いというわけです。

デフレ下の日本で働いていて給料が毎年増えていきますか。増えていかないのであれば連続増配株を買って毎年少しずつでも収入を増やしていけば良いと思いますし、自分の勤め先は毎年給料増やしてくれるよ、という人も自分の勤め先の給料と持っている株の増配と二重で収入が増えればそれはもう幸せですよね。ただどうなんでしょうか給料ってなかなか増えない人が多いのではないでしょうかね。

 

アメリカ株で有名な連続増配株だとコカコーラ(KO)だとかジョンソンアンドジョンソン(JNJ)あとは3M(MMM)だとかがあります。最近株価が奮っていないので利回りも良い感じです。買った時の最初の利回りも大切なのでこれらの株は良いかもしれません。

他にP&G(PG)やマクドナルド(MCD)も連続増配株として有名ですがこのところ好調で右肩上がりで株価が上昇していて本当は欲しいですけどなかなか買いづらいですよね。やはり少し割高な気がします。

 

そして僕の持っている株、それがタバコ株であるアルトリアグループ(MO)であったりブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)です。これらのタバコ株は一昔前は毎年の配当はもちろんのこと増配率も高くて高パフォーマンス株としてもてはやされました。しかしここ最近の煙草そのものへの逆風により株価が下がっています。高値で株を買った方はいくら配当をもらえるからといっても原価を割ってしまうとその原価を取り戻すだけで何年間か経ってしまいます。それはそれで時間の無駄になってしまいます。

そういった意味でも僕が買ったBTIは利益が出ていますのでたまたまにしても買ったタイミングが良かったと思います。配当を貰えば丸々儲けになります。

 

増配率の高い銘柄だと8%~10%程増配してくれます。ただここまでする株というのは息切れする可能性もあるのでそれなりにリスクがあります。しかし毎年自分の給料が8%~10%も上がるなんて考えたらかなり凄いことのように思えます。今の世の中10%も給料の上がるところなんてないと思います。

しかしそこまでリスクを取りたくないのであれば穏当に3%~5%ずつでも毎年増配している株を買えば良いと思います。もうあとは買った株が減配や配当停止が無いか気にしながら持ち続けるだけで良いわけです。

その時あまり先回りを考えなようにすれば良いと思います。多少株価が下がってもそれぐらい“くれてやる”ぐらいの意識で減配や配当停止があるというのを確認が出来てからその株をどうするか考えても僕は問題ないと思います。あまり変に先回りをして、得られるであろう利益を手放すことの方がもったいないからです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

連続増配株とはどんな銘柄なのかそれは今やインターネットの時代ですので簡単に調べることができます。そうすると40年以上も増配を続けている株がアメリカ株にはゴロゴロしています。興味のある方は一度調べてみてはどうでしょうか。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。