自己投資と年齢 #314

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職場の後輩の若い子と出世について会話しました。それはとある技術テストについてです。僕はあまり乗り気ではありませんでした。それはなぜかというと下手に出世してしまうとサービス残業だとかなんだかと自分の時間を奪われてしまうからです。僕の仕事に向かうスタンスはあまり大きな声では言えませんが“いかにサボって給料を貰うか”です。会社は基本的に労働者を搾取します。だったら僕はなるべく自分のリソースをそこに使わず給料を貰うかに専念すべきだと思ったのです。僕の働いている職場は出世しても何も良いことなんて無いのです。劇的に給料なんて上がらないんですよね。

 

最初に話していた若い子も一緒に「そうですよね。そんなのやっても意味ないですよね」と同意してくれました。

同意してくれたことはとても嬉しいかったのですが、その時僕はうーむ、と考えてしまったのです。若い子ははたして技術テストしなくても良いのかということです。無意味と言い切れるのでしょうか。これって自己投資に対する考え方にも関わってくる気がしました。

もちろん前提として僕の勤めている職場で出世なんて考えてもろくなことはありません。ただ単に自分のリソースを闇雲に奪われていくだけです。それとは別に若い子の自己投資について自分の中で考えていました。

 

僕ぐらいの年齢になると自己投資して回収するのに果たして間に合うのかという問題があります。もちろん読書したりする必要はありますし学ぶこと自体を否定するつもりはありません。だけど自己投資についてなにもかも有効かというと懐疑的です。そういった意味で比較的利益の出やすい株式投資をするし、あとはどうすれば少しずつでもよいから利益をあげられる方法を考えます。

だけど若い子は時間を沢山持っています。だから僕とその職場にいた若い子とは状況が全く違うのです。自己投資をしてなにかを学んだあと、そのリソースを回収する時間が多くあります。つまり安易にこれ意味ないよねとは言えないのではないかと思ったのです。

 

これから自分は何年生きていくのか、そして自分の使えるリソースはなにがあるのかちゃんと知るということが大切なことで、だから僕と僕よりも10歳以上離れた人とでは同列に語れないよなあ、そんなことを思ったのでした。

ちなみに若い人たちはどんどんリスクに向き合っていけば良いと無責任ながら思ったりします。もちろん自分の命を懸けてリスクを取るなんてことはしなくても良いですけど、全くリスクをとることなく生きる(まあそれ自体不可能なことなんですけど)なんてこともして欲しくないなと思ったのでした。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

記事の中で話していた若い子というのは二十代後半の子だったんですけどそっからなにか株を買って持ち続けると定年まで30年間寝かせることができます。それって本当に羨ましいな、なんて僕は思ってしまいます。YouTubeを始めたって10年後にはどんなにつまんない動画でも小遣いを稼ぐくらいにはなっている気がします。

若いって本当に羨ましいですね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。