最近知った言葉に“生活防衛費”というのがあります。収入が全て途絶えた時に手をつけるお金のことのだそうです。“だそうです”と書いたのにはわけがあります。なぜなら僕は生活防衛費というものを知らなかったし用意もしていないからです。
どういうことかというと、とその前にその生活防衛費なるものについて話されていた方と僕とでは確かに生活の状況が異なります。
その話をされていた方は女性で結婚されており旦那さんが働き家計をやりくりする、そんな状況下で思われたことのようでした。一方僕は独身です。しかし独身であるがゆえに僕も家計を一人でやりくりしています。
状況は違えど手にしたお金で生活していかなければいけないことは一緒です。
そこで生活防衛費の話に戻ります。
その女性は生活費何ヶ月分を貯めればいいんだろうと悩まれていました。
なるほど。
ちなみに僕の場合は貯めたお金を全部投資にまわしています。つまり生活防衛費というものは存在しません。半年ごとにまとまったお金で個別銘柄をNISAで買っています。毎月五万円ずつ貯金して賞与全てと一緒に買っています。その個別銘柄がいくつかあるイメージです。
もし緊急で必要になればそこにある株を売って補填します。今のところそういった必要もなく生きています。しかしこの先本当に必要になれば僕は“負けている”銘柄から売るつもりです。利益がマイナスの銘柄から売るのです。プラスの銘柄には手を出しません。まあNISAであれば問題ないのですがプラスは税金が発生しますし、またせっかく複利効果が効いているのにもったいないからです。雪だるま式に大きくなっているものをわざわざ溶かす必要もないのです。それよりもマイナスのものを必要であれば売ってそれで生活に必要なぶんを賄います。マイナス分は税金がかからないですしマイナスは残しておくと精神的にきついので(僕はそんなことなくてプラスにいつ行くのかワクワクする人間ですが)。
そうやって個別株の銘柄を分けることがあっても生活防衛費といったように用途によってお金を分けることはないです。
唯一僕の中であるとすれば“Amazon防衛費”でしょうか。
Amazon株には絶対に手を出さないようにそれを守るための銘柄です。つまり何かあったときにAmazon株には絶対に手を出さず周りの銘柄から崩していくというものです。
そのための壁となる個別銘柄をいくつも用意しておくといった感じでしょうか。
まあ基本的にはそんな感じです。
僕もいつどうなるかわかりません。しかし大切なことは貯めることのできるときに貯めておくということだと思います。そして貯めることができなくならないように生活することが大切な気がします。
自らの資産をどうやって守っていくのかちゃんと考えたいものですね。
今日もブログを読んでくださりありがとうございます。
ブログの内容は今日書かれたものではなく少し前に書いたものです。というのも今朝北海道で大きな地震がありました。
こうなってくると株を現金に換えるというのには少し時間がかかってしまいます。本当にいきなりお金が必要になるというのであればいくらか銀行口座に残しておくのもいいかもしれません。
しかし一方で銀行に置いておくということは機会損失が発生しているということも常に念頭に置いてどちらか選択していただければと思いました。
それでは今日も良い一日を。
ではでは。
つづく。