長期投資家は基本的に退屈 #17

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先日ある友人から株の売るタイミングがわからないという質問を受けました。まあそれはそうなんですけど売るタイミングがわかるとそれはそれでもう僕は億万長者なわけです。しかしそうも言ってられないので少し考えると僕なりの答えは“なるべく売らない”というのが結論になります。

それが正しいか間違っているか。その答えのヒントはアメリカのダウが今現在最高値を更新しているという事実のような気がします。もう少し言うと少なくともリーマンショックの時やもっと言うと戦争の引き金となった世界恐慌の時よりも株価は高値です。つまりアメリカは乗り越えるんですよね。あらゆる危機を。短いスパンで見ると損するかもしれないけれど長い視点で見ると結局高値を更新します。

 

それでも自分が買った時にもう二度と起きないような世界的な不況が起きたらどうしようと思われるかもしれません。もしくは自分の買った銘柄がうまく儲からないと思うかもしれません。

しかしリスクを取るとはそもそもそういうことなのです。僕の株も明日無価値になる可能性があるかもしれません。しかしそれを承知で買っています。Amazonが大統領の妨害を受けて倒産なんてこと絶対にないとは言い切れません。しかしそんなこと言ったら銀行だっていつまでも安泰だとは思わないしそもそも世の中がインフレに向かう中銀行にお金を置いておくことが果たして有効なのか甚だ疑問です。家に置いといても空き巣に襲われる可能性だってあります。つまりリスクを全くなくすことなんてできないのです。

 

次に複利効果があります。利回りの高いところにお金を置いておくと雪だるま式にお金が増えていきます。単利と複利の効果の違いをここでは述べませんがAmazonの株を2000年に買ってずっと持っておくのと銀行に同じ額の定期預金をしておくのでは雲泥の差です。

面白いリンクがありますのでよかったらご覧ください。

アマゾン、フェイスブック、ネットフリックス…… あのとき1000ドル投資していたら、今頃どうなっていた? | BUSINESS INSIDER JAPAN

他にもアメリカでガソリンスタンドで働いていた人が同じ額をせっせと同じ銘柄を買っていたら死ぬ時に9億円以上になったという話もあります。

どの株を買ったらそのような成功をするかはわかりません。だからこそある程度分散して買うということが大切になってくると思うのです(しかし余り分散させすぎると今度は大きな勝ちが無くなる気がします。そこは意見が別れるとかもしれません)。

 

話を戻すと長期投資家は正直なんにもすることがないんですよね。あるとすれば決算を見て成長が止まったと思ったら売るということぐらいでしょうか。それもそこまで大きく買っていれば周りの人が売っているのを見て売っても儲かっていると思うのです。なので周りの様子と決算を見るぐらいであとはほったらかす。それが長期投資のすることだと思います。

今日もブログを読んでくださってありがとうございます。少しずつPV数も増えてきて嬉しいです。

ブログの内容に少し補足しますと長期投資のメリットは取引にかかる手数料が抑えられるというものや、利益が確定した時にかかる税金がかかることなく投資に回せるということだと思います(持ち続けるということは利益が確定したというわけではないのないので)。

 

最後に投資は自己責任でお願いします。

 

ではでは。

つづく。