まず最初に申し上げておくのは僕は経済の専門家でもなんでもないですしただの会社員です。毎月の給料からお金を貯めて株を買っているだけの人間です。
そんな僕がこの2つのトピックが気になってそのことについて今日は考えてみようと思いました。
先日Appleの決算が発表されました。2018年の4-6月期は純利益が前年同期比32%増ので過去最高益とのこと。今回のAppleの決算はグロース株に投資している人間からすると注目の決算でした。なぜなら他のグロース株が大きく崩れることが何度かあり不穏な空気が漂っていたからです。具体的にはNETFLIXやFacebook、あとはTwitterも最近酷い有様でした。我らがAmazonがなんとか地合いの悪い中良い決算を出したのでホッと一息でした。そしていよいよAppleというわけです。結果としては上記の通り良かったということなのですが、しかし僕個人的にはAppleの製品ってもう先頭ではないんですよね。ここまでの地位にいる理由は勿論製品の力によるものだと思うんですけどもう先頭ではない。それがもう1つのトピック、スマホの出荷台数で世界3位になったという点です。
これって実は必然的なことなのかもしれません。昔はよく先行者優位なんて言葉が巷で溢れかえっていました。確かにひと昔前はその通りだったのでしょう。しかし今はそう簡単には言ってられません。なぜなら簡単にコピーが作れるからです。人によっては憤りのようなものを感じるかもしれませんがこれだけ情報化が進んで、そして情報が溢れかえってくるときっとどんだけ情報を隠しても絶対に情報は漏れてしまうと思うのです。そうするとどんなにオリジナリティ溢れる作品を世に放っても簡単に同じ製品が作られてしまう。もっというとそれより改善してさもオリジナルであるかのように売られてしまう。それが今の世の中のなのです。そしてAppleもいよいよスマホの出荷台数三位に転落します。
ではなぜAppleは過去最高益を出すことができたのでしょうか。iPhoneXという高額品という利幅の大きい商品を売ったからでしょうか。それもあると思います。しかし何よりも僕個人的に思うのはソフトの販売に力を入れているということが大きいと思います。
ハードを売ってソフトの囲い込みに力を注ぐ。その成果が少しずつ現れてきているのだと思います。AmazonがAWSをやったりAmazon primeで囲ってソフトを売ったりするようにです。その方向転換がうまくいっているなではないのでしょうか。
Appleは時価総額世界一で超巨大企業です。しかしだからこそ方向転換するのは物凄く大変だと思います。しかし少しずつでも向きを変えることができるのであればそれは本当にすごいことだと思います。Appleの今後の動きが個人的には楽しみです。
今日もブログを読んでくださりありがとうございました。
このブログを書いている最中に速報でAppleの時価総額が史上初めて1兆円ドルを超えたとのこと。すごいですね。
今日も一日いい日でありますように。
ではでは。
つづく。