晴れの日に傘を買え #4 - アメリカ株と中国株のブログ

傘といっても日傘じゃないです。雨傘です。晴れた日に雨傘を買えというわけです。なんとなくそんな言葉を思い浮かべました。もしかしたらどこかで記憶の片隅に残っていたのかもしれません。そしてこれは株の格言だったはずです。

株の格言。つまりことが起こってから動いていてはもう遅いという意味なのだと思います。雨が降ってから雨傘を買うなとはそういう意味です。

少し前に（といっても数年前ですが）冬のクソ寒い時、翌年の夏が猛暑になるからといってコンビニのアイスを売る企業の株がすごい勢い買われたことがありました。確かストップ高だった気がします。ストップ高とは株を買う人が殺到してもう買えませんよ、と売買を停止することです。20%程株価が上がりました。100万円持ってたら120万円になります。それを見たときに僕は何を感じたのか。

その時僕は「ああ、来年の夏は猛暑だから他にも猛暑に買われる株を探さねば」と思いました。そして日本株の中から猛暑に買われる株ってなんだろう。探さねば........。

............。

なんてこと思いませんでした。

ごめんなさい嘘をつきました。というのももうその時に株を探してても遅いんですよね。僕がその時思ったことは別のことで「すごい。株を買う人たちは動きが早い」と純粋に感心しきりでした。本当にその時は驚いてて、そして驚いただけだったんです。まあ僕は単なるボンクラだったんですね。

株を買うことを専門にしている人からしたら「晴れの日に傘を買う」なんてこと当たり前のことかもしれません。しかし、素人の僕にすればただただ新鮮だったのです。

先日の豪雨も過ぎ去り強い日差しが照りつける今日。なんとなくそんな昔のことを思い出しました。まあ、ああいう方たちと戦って勝てるわけないんですよ。もしかして専門家の人から言わせるとそれぐらいでびびるなよって鼻で笑われそうですけど。あと他にも思ってたのが売り買いすると手数料取られるのが地味に鬱陶しいということ。“これってそこそこ差額を抜かないと手数料負けするなあ”となんとなく思っていたのです。まあ今思うと当たり前といえば当たり前なんですけどね。しかし人間は経験しながら覚えていくわけなんです。

そんなわけでってこともないんですけど、買った株をなんにも触らないでなんにも考えないで持ち続けるってのが最強だなと思うんです。

そんな方法で勝てるわけないって誰かに言われそうな気もしますが、一応勝てていますしあと結局別の方法をやった所でどっちみち勝てるか勝てないかなんてわからないんですよね。つまり一緒なんです。

ということで僕の投資スタイルは長期保有に落ち着いたわけなんです。

もしかしてこの投資ブログ、ものすごくつまらないブログになるんじゃないのかと若干焦っています。しかしまあいいでしょう。ぼちぼち続けていこうと思います。