日本が円高に苦しんでいて大規模な金融緩和だなんだと言い円安に誘導していきました。そしてその後円高になりそうかと思えば円安になりと行ったり来たりしながらここ最近は大きく円安になったのでした。1ドルが150円まで迫ろうとしている時円安に対してこれは悪い円安だなんだという人がいましたがそれを見ていて個人的にはなんだかなあと思いました。円高だとそれはそれで騒ぎ円安だとこれもまた騒ぎます。どうしろというのでしょうか。自分の個人的な予想だとどうせ円高がすぐにやってくると想っています。すぐというのは今年から来年にかけてだと思います。ということで1ドルが150円になることはおそらくないのではと思います。ここからは少しずつ円高に向かっていくのだと思います。
先日雇用統計が発表になりました。雇用統計にはADPという民間の雇用統計発表があってその後に公式の雇用統計というながれです。昨日の雇用統計発表はADPの雇用統計で予想の雇用者数よりも多くの雇用者が発表されまだまだ経済は強いということでアメリカの十年債の利回りが4%を越えました。十年債の利回りが高くなると円安になるはずです。円を持っているよりもドルを持っていたほうが利回を受けることができるからです。もちろん利回りを受けるには単にドルを持っているだけというわけではないですが大雑把に言うとそういうことだと思います。そしてドルが高くなるとその動きに乗り遅れまいとして円を持っている人はドルを持つようになり更にドル高円安が加速するわけです。
しかし昨日の雇用統計の発表ではそうはなりませんでした。むしろ円高に向かいました。おそらくもうこの先十年債利回りが高くなるということを人々が思わなくなったのではないでしょうか。公共の雇用統計が少し微妙な内容であったことも影響しているのかもしれません。しかしこの先趨勢として円高に向かうと思うのです。
アメリカのハイテク株は産業としてアメリカの国外でも稼ぐことが多いと思います。ということはハイテク株も自国の通貨の高安の影響を受けるはずです。ここまでドル高が進行していくと果たして決算はどうなるのだろうという気がします。ということで次のハイテク株の決算は見ものです。おそらく自分の予想だとそれほど良い決算にはならないのではないかと思っています。しかし決算の内容にもよりますが下げたところは買いのチャンスのような気がしています。何を買おうかはまだ決まっていませんが前から欲しいと思っていたエヌビディアやアップルを買うかもしれませんしもっと小型のハイテク株を買うかもしれません。そのあたりはどうかわかりませんが下げたところで買えるチャンスがあるか見たいと思っています。
まあいずれにしても10月の下旬がやはり仕込みポイントだと思っていてそこまでに日本円をしっかり持っていたいと思っています。日本円というのはポイントで繰り返しになりますが結局この先円高になることがわかるからです。もし仮に円安に向かったとしてもせいぜい155円あたりだと思います。ただそんな行くかどうかわからない円安にかけるよりもやはり円高に向かう方にかけたほうがリスクリワード的にも良い気がします。
日経ももしかすると上昇するかもしれませんが、上昇の余地がどこまであるのか疑問です。ですから自分の持っている日本株も現金にしていったほうが良いような気がします。せめて130円台前半ぐらいにならないとなかなか米株は買えないと思うのでそのまま現金で待機しつづけると思います。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
今年プラスで終われるのかどうかもう一度ここからスタートです。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日でありますように。