アボットラトリーズの決算 #1004

f:id:toushiblog:20210427175048j:image

アボットラトリーズが決算を発表しました。良い決算を期待したのですがなんとも微妙な結果になってしまいました。しかしまあABTは決算を期待して買っていたわけではないのでこのままホールドしていようと思います。細かい数字はここでは書きませんがEPSが伸びてくれていたのでなんとか安心です。とまあこんなこと書いていますがNISA枠で買っているのでどちらにしても待ち続けます。アボットは10年、20年とずっと株価が上昇してくれる銘柄だと思います。ここのところは少し足踏み状態が続きそうな展開です。しかしこれもいずれ脱出して再び上昇する展開になると思っています。

 

やはり根底にあるのが世界的な高齢化だと思います。どんどんヘルスケアの知識や経験が世界中に広まっていくと人々はどんどん死ななくなっていくのだと思います。そして人々が健康でい続けるためにはABTの製品は必要であると思います。現在アフリカや東南アジアなど若い人々が多く暮らす国々ですらいずれ必ず人口の高齢化に悩みそして医療費が高騰していくのだと思います。目下のところは先進国が高齢化に悩み、そして次に中国が高齢化に悩むことになると思います。

つまり国が高齢社会になる過程において必要とされそして国自体が年老いてますます必要とされるそう思うのです。

 

直近の状況を見るとISRGという遠隔で操作する手術用ロボットを取扱う企業が良い決算を出して株価が伸びています。その他にもMDTやSYKも次々と最高値を更新していっています。つまり医療機器を取り扱う株は連想され買われていると思うのです。最高値を更新した株は上値の抵抗が無いから株価が伸びやすくなります。

ABTが医療機器企業であるかというと“半分そうだけど半分違うかも”という立ち位置だと思います。ですから程よいブレーキになって少しずつ株価が上昇していくのだと思っています。

 

最後にABTはシーゲル博士が調べた過去株主に対する利益をもたらした銘柄の中で堂々の二位に位置しています。ちなみに一位はPMです。この株主に利益をもたらしたというデータを取った期間が少し古いので必ずしも正しいといえないかもしれませんがしかし昔も今もABTの行っていることは変わらないと思っています。そして当時なぜABTが株主に対して利益をもたらしていたのか、それは世界の医療費が高騰していったからです。そして現在世界の医療費の上昇が止まったのかというと全くそんなことはなくてむしろ増え続けています。つまりABTが株主に利益をもたらす条件は昔も今も変わらないわけなのです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

自分が知らないだけでずっと右肩上がりの株というのは世の中にはたくさんあるものなんですね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。