SMHの構成銘柄について考えてみます。SMHの構成銘柄は占める割合が多い順にTSMC、NVDA、QCOM、LRCX、AMAT、ASML、MU以下となっています。
TSMCは言わずとしれた台湾セミコンダクターです。今や半導体株を投資する人のみならずおよそ投資をする人が知っていなくてはいけない銘柄のような気がします。今やおよそハイテク企業のそれぞれがTSMCの動向を無視することができないそんな企業だと思います。TSMCは半導体の微細化の先頭を走っていて常にリードをしてきました。そしてこの先の半導体微細化もTSMCがリードしていくものだと思っています。
そしてNVIDIA、Qualcommは有名な半導体メーカーですね。NVIDIAはこの先の自動運転技術が発展した時に必ず必要とされると思いますし、Qualcommは5G銘柄として恩恵を受けます。人々が自動運転で投資をしたいとなればNVIDIAは外せませんし5Gで投資をしたいとなればQualcommは外せません。両方ともに株価は右肩上がりです。NVIDIAはここ最近揉んでいますが十分に調整したと思いますのでこの先の上昇が期待できます。Qualcommは株価の上昇はもちろんですが配当の受け取りも期待できます。
LRCXのラムリサーチ、AMATのアプライドマテリアルズも配当ももらうことができます。そして連続増配ですので長く保有することができると思います。株価も上昇していますのでこちらもまたこの先も買われていくのだと思います。AMATは半導体製造装置企業としては売上世界一ですがその半導体製造装置企業といえばASMLです。ASMLは最近決算を発表してとても良い決算を発表していましたね。最後のMUはマイクロンですがこちらも良い決算を発表していました。つまりどちらもこの先株価の上昇が期待できるわけです。
SMHはこれらの株をセットにして買うことができます。セットで買うことによるメリットは値動きが穏やかですから下落時のダメージを抑えることができます。しかしデメリットとしては上昇時の利益を取り逃がしてしまうわけです。今のところ半導体株は調子が良くてそれらの上昇の恩恵は受けていますが個別株を買っていればもっと利益を得ることができていたと思います。つまりこれから2月に入るとアメリカ株が軟調なるといわれていてそこに備える意味で自分では最適だと思うのです。
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こう見ると構成銘柄一位の台湾セミコンダクターの調子がやはりこのETFの肝となりそうですね。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。