今読んでいる本と、そして二人の著者 #225

f:id:toushiblog:20190301073620j:image

今読んでいる本は勝間和代さんの『勝間式超コントロール思考』と東浩紀さんの『ゆるく考える』で勝間さんの本はもうすぐ読み終わるところで東さんの本はおととい読み始めたところです。今回の記事はここ最近の僕の読書風景というか雑感というか、まあそんなところです。

 

まず勝間さんは僕の人生をかなり変えていただいた方で今でも本当に感謝しています。出会いはふらっと立ち寄った名古屋のジュンク堂かもしくはBSでやっていた“デキビジ”という番組かどちらかだったと思います。その時買った本もすごく面白くて(ビジネス書なるものを買ったのも初めてでした)そこから色々本を買って読んでいましたし、デキビジも当時はネット配信と連動していてすごく面白かったのを覚えています。当時は“テレビとネットの融合”なんて言葉があって(今思うとちゃんちゃんらおかしいですね)他のテレビ番組もそうなるのかなとかワクワクして見ていました。地上波では見られない方との対談も面白くて本当にあの番組が好きでした。

勝間さんの中の政治観と僕との政治観に時々相違があったり、だけども最近は一致したりするけどもだけど勝間さんの考えは大好きで今読んでいる『超コントロール思考』もすごく面白くて且つ実践的だと思いました。

人生は往々にして何かにコントロールされます。なぜなら企業は人をコントロールした方が儲かるからだと思います。顧客をコントロールしてそして労働者をコントロールします。また人は目の前の人をコントロールしようとします。そしてコントロールできない時はヒステリックになるのです。そのコントロールされる世の中からどうやって脱出するのかどうやってコントロールする側になるのかそんなことを教えてくれます。

 

もう一冊の東さんの本はなんとなくエッセイを読みたいという欲求があってたまたま合致したというのが大きいと思います。ただ、もちろん僕は東さんのことが大好きだし信頼もしています。

エッセイを読みたいと思った理由は勝間さんから始まったビジネス書が僕の中でだんだん広がりを失ってきた気がしたからです。つまり人間がより良く生きていくための方法論ってもう出尽くしてて、それこの前聞いたことある、なんて言葉が何度も出てくるんですよね。人がどう生きればいいのかは結構限定的で、そしてそれができる人とできない人がいる。出来る人はどんどんやればいいし、できない人はできないなりにダメージコントロールしていけばいい、僕にはだんだんそんな風にしか聞こえなくなってきてなんとなくビジネス書に飽きてきてたのです。ただもちろん訳知り顔でドヤるつもりはないですしビジネス書をまだまだ読むことがあると思います。だけど僕の中でビジネス書がだんだんつまらなくなってきたというのがあるような気がするのです。

 

東さんは批評家です。批評家の方は僕は宇野常寛さんのことが大好きなのですが実は宇野さんの前に東さんのことをちらっと知っていたんですよね。そう、デキビジで勝間さんと対談していてその時なんとなく知っていたのです。

今読み始めている『ゆるく考える』は久々にエンタメとして楽しく本を読めそうな気がします。

今日もブログを読んでいただきありがとうございました。

エッセイを読みたいという話を書きましたがなんだかくだらないお笑いみたいな本は読みたくないと思っていて東さんの本はそういった意味でも本当に買ってよかったと思っています。

最近は読書熱が上がってきています。読んだ本の感想などブログに書いていきたいと思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。