株式投資で簡単に儲ける方法、それは詰まるところずっと右肩上がりの株を買うということに尽きるのではと思ったりもします。そしてその右肩上がりの株をひたすらホールドするわけです。そうすれば自然と勝つことができる、ここ最近そんなことを思うようになりました。じゃあなぜそれを人はしないのかというと人は短期的に儲けようとするからおかしなことをしてしまうのだと思います。
今持っている株よりもこっちの株のほうがより早くお金持ちになれるのではないのか、あの人が簡単に何千万円と持っているのに自分はこれっぽっちしかない、もっと早くお金持ちになれる株はないだろうか、そんなふうにしてどんどん株を売ったり買ったりするうちにうまくいかなくなって投資そのものを嫌になってしまうということがあるのだと思います。
一般NISAという制度は株式投資をされている方ならご存知かと思いますが五年間の税金免除があります。そして欠点として損益通算ができないとよく言われます。つまりNISA枠で損した額は通常の口座で利益を出した分と合算させて利益の分からの税金を安くさせるということができないのです。一見するとこれは嫌な欠点かもしれませんが、なんだか自分はその欠点が長期保有するインセンティブになるのではないかと思うのです。つまり利益が出るまで売ることをしないようにしようとするわけです。
そうすると利益が少しずつ伸びていき長期保有するきっかけになる、そんな気がするのです。
自分は昔ですがAmazonとテンセントを一般NISAで買ってAmazonは三倍になりましたし、テンセントは二倍以上の株価になりました。これも一般NISAで買ったからだと思っています。あの頃のAmazonもテンセントもいつも株価を大きく上げていましたがもし特定口座で保有していたら投資を始めたばかりの自分であればすぐに売っていたと思います。
年齢とともにそういった焦って売ったりすることが愚かしいということをなんとなく理解しているつもりですがしかし年齢を重ねると逆に焦ることがあるのかもしれません。つい先日ブログの記事にも書きましたように一般NISAでABTを買いました。Amazonやテンセントと比べると落ち着いたというかコンサバな株かもしれませんがじっくりと育ってくれると思っています。
もし一般NISA枠が残っているのであればAAPLやABT、MSFT、そしてさらに保守的JNJやPGを買うというのも良いかもしれません。NISA枠で持っていると不思議となかなか売れなくなって良い結果をもたらしてくれると思います。ただ一つ逃げ遅れる点には注意が必要ですがしかしそんな逃げ遅れるといった議論がいらなくなるような銘柄を選べば問題無いと思うのです。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
それにしても一般NISA枠が2024年より改悪されます。そんな改悪をしなくてもいいので買える額の増大をして欲しいと思います。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。