パーキンソンの法則 前編 #25

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パーキンソンの法則を知っていますか。

1958年にイギリスの歴史学者政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則です。

その法則とは第1法則 「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」第2法則 「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」です。この法則を知っていてこの法則のようにいかないように防ぐのとこの法則を知らずにまんまと引っかかってしまうのとではその後の資産形成に大きな差ができると思います。

今回はそんなパーキンソンの法則について考えてみました。

 

まず第一の法則です。これは何を意味するかというと有り体に言ってしまうと人はだらだら仕事をするという意味です。それはなぜなのでしょう。

理由はたくさんあると思いますがその中の一つに時間給で働くからというのがあります。同じ時間に同じ給料しか与えられないのであれば仕事などせずだらだらしていた方が楽です。つまり雇う側は同じ時間で支払うべく金額以上の仕事をして欲しい、しかし雇われる側は同じ時間給ならなるべく何もしないで過ごしたい。だから雇われる側は与えられた時間を目一杯使うようになるのだと思います。だらだら過ごして1000円もらえるならだらだら過ごして1000円もらった方が一見すると得です。

しかしここに罠が潜んでいます。実はこのだらだらしている時間を使って本当はもっと有効な他の成果物を産めたかもしれないのに何か他のことに拘束されるとそのことに気がつきません。もしくは出来ることがわかっても制限がかかって、もしかしたらできたかもしれないことができなかったりします。

そして更にもっと恐ろしいことはそのそのことに気がついてもそこから脱するのに余計なコストを支払うことが億劫でそこから脱出しようとしなくなってしまうことです。つまりそこから脱するには自らのリソースを使って投資をしなくてはいけないのです。そのリスクを恐れた結果そこで無為にだらだら時間を過ごした方が効率が良いと感じてしまうのです。

 

こうなってくると危険です。

サービス残業してても何も思わなくなってしまいます。サービス残業してでも仕事をしないと会社から必要無いと思われてしまう、その恐怖から逃れられなくなってしまうのです。そして本当は何かに使えたかもしれない時間を何に使ったらいいのか分からずに過ごしてしまうという状態になるのです。

本当は本を読んだり勉強したり、はたまた別の経験するとかすればいいのにそのことに気がつかずに過ごしてしまいます。

 

過ごしている時間のこの時間一体なんの時間なんだろって客観的に見る必要があると思います。そして自分の働いている職場の時間給を意識する必要があると思います。常にこの時間何かに使えないのか、無駄な時間になっていないのか考えながら行動することが大切なことなのではないでしょうか。

そして一時間あたりの稼ぎを出来るだけ大きくする方法を考える。そのことが大切だと思います。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

なんだか纏まりのない文章になってしまいました。反省です。

自分の職場はこの業種にしては珍しくサービス残業がほとんどありません。しかも暇な時間があります。その暇な時、きっと真面目な人は新たな仕事を自ら探して見つけて取り掛かります。そしてサボっている人に攻撃的になります。「自分はこんなに頑張っているのになんでサボっているの」って。

え、僕ですか。僕は暇な時はブログ書いたり本読んだりしてます。それはそれで良い職場環境だと思っています。

不真面目な僕でした。

それでは。

ではでは