どうなる、年末 #1344

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先日PPIの数値が発表になりました。予想が7.2%で結果は7.4%となりました。この予想が外れたことにより株式市場は軟調な展開になりました。自分の資産も大きな変化もなくほとんど変わらずといったところです。まあそれはそれで別になんの感想もないといったところです。というかPPIなんて市場全体に比べたらほんの小さな所を拾ってきてるだけにすぎませんからね。もちろん小さな所を取ってきて全体を推測するということも有効かもしれません。しかし問題はこの後発表になるCPIだと思います。ここが本丸です。この数値によってインフレの収束度合いを見る必要があると思います。

 

Twitterを眺めているとPPIの数値を見てインフレのピークアウトはまだだ、だとかインフレのピークアウト傾向が見られないという言葉を見ます。いやいや、インフレは既にピークアウトしています。しかしそのピークアウト後の伸び率低下具合が市場の期待よりもゆっくりだから思うように市場が反応してくれないわけなのです。ですから次のCPIもおそらく先月よりも伸び率は低下していると思います。小麦粉も鶏肉もガソリンもアメリカは価格が下落しているといいます。ただしその伸び率の低下が市場の予想よりも緩やかなのか速いのかその差なのだと思います。

 

堀古さんの言葉を借りれば市場が過剰にインフレを怖がっている時、その時こそ株の仕込み時だと言います。もちろんその言葉を信じるか信じないかはその人の自己責任となりますがこの言葉は自分もその通りだと思います。あとは長期金利の低下ですね。少し過去の長期金利を調べたのですが3.5%という数字は確かに高い数字です(ましてや4%という数字はほとんどなかった)。しかし2.5%は確かに高いですがそれほど珍しい数値ではなかったです。つまりこの3.5%の時というのは仕込み時としては最後のチャンスかもしれないということです。

 

我が家はそれほど生活コストの高い生活をしているわけではありません。ということで資産が3000万円を超えればいわゆるFIREが見えてきます。そこまでいかなくとも2ndFIREもあり得ます。もちろん親の介護も絡んでくるのでなかなか思うようにいかないかもしれませんがしかし50代よりも前に何かゴールのようなものが見えてくる気がします。そのゴールへのラストスパートの端緒となる12月のCPI発表です。例え予想より高くて株価が下落しても構わないです。それよりも先月から伸び率が低下してどんどんインフレが収まっていく様子が見ることができればどこかの時点で株価は反転して上昇していくことができると思います。さてどうなるのでしょうか。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

年末ラリーが来ると思いつつもまだ来ずにここまできてしまいました。次こそは必ず年末ラリーがあると思いたいですね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日でありますように。