まだスタートを切れないでいる #1323

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なかなか難しい局面だと前回のブログで書きました。その難しい状況というのは未だに変わりません。TECLを買ったのですが買ったところから大きく株価を落としています。ここまでくると仕方がないから付き合うしかないかなと思います。VIXは32です。40をつければ流石に反転すると思います。32から40は距離がありますがしかし耐えられない距離ではないです。臥薪嘗胆という言葉が本当に身に染みます。自分はTECSで稼ぐことができたからまだましだ、もっと大変な人はたくさんいる、そう自分に言い聞かせて反転するのを待つしかないと思います。終わりまで距離はあります。しかし“距離がある”と認識できるほどの距離です。

 

自分より苦しい人がいるというのは年初来安値を突破しているという事実です。最高値を突破しているという時はその株をもっている人は全て儲けているということになります。しかしその逆で最安値を突破しているという時はその株を持っている人は損をしているということになります。現在のアメリカ株三指数全てで年初来安値を突破しているということは今年株を買って持っている人は全て損をしているということになります。もちろん個別で見れば違います。しかし損をしている人が多いのは間違いないと思います。自分はまだ年初来からプラスです。そう考えるとまだましだと思えるのです。

 

株価と金利はシーソーの関係だということを学びました。ということで株価が下落しているとなればアメリカ10年債の利回りが上昇します。10年債は4%に接近してきています。債権金利が上昇するということは日本の円安が加速します。日本の中央銀行である日銀は利上げなんてこれっぽっちもするつもりがありません。よってどんどん金利差が開いていくので円を持っているよりもドルを持っていた方が得をするということになるのです。ドルを銀行にアメリカの銀行に預ければ金利も付きますしドルの価値も上昇していきます。

 

ドル高はアメリカの大きな企業にとって不利益になるはずです。もちろん金利の上昇もまたアメリカの企業を苦しめます。どこかでこのいわば“逆バブル”のような状態が弾ける時が来るはずです。今はインフレ退治のために金利をどんどん締めています。しかしそれによってどこかでインフレは退治されそしてアメリカの企業たちは血を吐く時が来るはずです。そしてその企業たちを治療しようとアメリカの中央銀行は逆に利下げを行うのです。もちろん利下げを行う前に利上げも利下げもしないフラットな状態もしばらく続くと思います。しかしまずは利上げが止まる、その時から今持っているTECLがスタートを切れるのです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

ブログの内容とは全く関係ないのですが孤独のグルメにはまってテレビ版を見ています。おもしろいですよね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。