得する株と損する株 #1289

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これから株価が上昇する株そんなものがわかれば投資なんて苦労しません。それと同じように下がる株もわかれば投資なんて簡単なものです。自分の資産は一時大きな額になりましたがそこから下がってきてしまい結局年初と変わらないような資産になってしまいました。円安の部分を引いて、つまりドラベースで見るともしかするとマイナスかもしれません。円安で助かっているという程度です。これでも今年の相場を見るとなかなか健闘しているように思えます。それぐらい今年の相場は難易度が高いからだと思います。

そんな現在の相場ですがこの株だけには手を出してはいけないと思う株があります。

 

その株はAT&TとCCLです。そうなんですかつて自分が買っていた株ですね。AT&Tはテレコム企業です。そしてかつては連続増配を繰り返す株だったのですが少し前に減配をしました。そしてつい先日の決算でうまい決算が出せず大きく株価を落としています。そしてCCL人気の株ですね。CCLはいわゆるクルーズ船株でコロナからの回復による旅行需要をあてにしている企業です。最高値から大きく株価を下落させそのリバウンドを狙おうというわけです。ただしCCLは増資計画を発表して株を発行するとのことです。つまり株式価値が大きく下がることを意味しています。

 

それらの株は一見すると悪材料は出尽くしたようにそこから下に行かないように見えます。しかしその二つの企業は株主に対して不利益になるようなことを平気で実行します。なのでこの先株価が上昇しようともずっと株を持ち続けるということはできないと思います。またAT&TはともかくとしてCCLの方はまだまだ株価が下がる可能性があるように思えます。

お金はとても大切です。その大切なお金を使ってお金を増やすときなるべく安全に安全に増やすことが大切です。AT&TもCCLも安全な株とはいえないと思います。

 

自分が持っている株のPXDは石油株で確かに原油先物の株価は下がっています。つまり株価的にも苦戦することは確かです。しかし石油株の中の数多くの株は儲けた利益を株主に還元してくれています。株主に不利益を与えるようなことをせずに寧ろ株主に利益を返してくれているのです。

配当をどんどん増やしてくれていますしもちろん自社株買いをどんどんしてくれています。ですから原油価格の下がりをなんとかカバーしてくれるのです。原油価格がこの先どうなるのかは正直いってわかりません。下がるかもしれないですしはたまた逆に上がるかもしれません。しかし企業としては手にした利益を株主に返してくれるその姿勢だけでもやはり買う価値のある株だと思うのです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

現在は決算発表のシーズンですね。株主に利益を返してくれるかそうでないかそういった観点から決算を見てもおもしろいかもしれませんね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。