長期国債の利回りが上昇、そして銀行株について考えた #1201

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アメリカの十年債の利回りが1.9%を突破しています。この長期債の利回りが高くなると株式投資は不利だと言われています。ただここには少し但し書きがあって確かに長期債の利回りが高いのは不利なのだけどそれは一気に上昇するのが良くないというわけです。つまり少しずつ少しずつ上昇する分には許容されます。ということもあってかさしたる混乱も無く株式市場はなんとか平静を保っているように見えます。ただ自分の感覚だとこの前まで1.7%を超えてわあわあと騒いでいたのにあっという間に1.9%まで来たなあという感覚です。何をもって急とするのか難しいですね。

 

今のところ何も起こっていませんがしかしこの先も同じように何も起こらないとは思えません。ここから更に2%、2.5%と超えていくのでしょうか。FOMCがどのような利上げの仕方をするのかその利上げの“行い方”によって決まってくるのだと思います。こうなってくるとアメリカの銀行株を買った方がいいのかなと思ってしまいます。買うとするとBACかMSかWFCあたりになる気がします。Cはジムクレイマー氏が買うべきでは無いと言っていて自分も同意します。GSはジムクレイマー氏は良いと言いますが前回の決算をしくじっていて印象が良くないですね。PERが低く割安感もありますが少し地雷感がします。単に低ければいいってものでもないわけです。

 

日本の銀行株も良いと思います。三菱UFJが一番鉄板ですが配当利回りが4%を随分と切ってしまいましたので今から入るのもなんだか微妙な感じがします。それだったら三井住友銀行配当利回りがまだ4.5%ほどあるので買ってもいいかなと思います。PER的にもどれもまだまだ割安です。たびたび問題をおこすみずほ銀行配当利回りが4.5%ほどあります。ただし問題を起こすことは買わない理由にはならないのですがみずほ銀行は配当の増配がないんですよね。ということで三井住友が一番いいなと思います。

 

しかしやはり買うならアメリカの銀行株を買いたいところですね。なぜなら為替がこの先どんどん円安に進んでいくような気がするからです。三井住友の配当利回りが高いのは魅力的ですが円をそのまま持ち続けるというのももったいない気がします。そしてアメリカの銀行株を買うなら割安で配当がしっかりしているMSかそれともバフェット氏が持っているBACのどちらかがいいなと思います。ここからまだまだ上にいくのかはわかりませんがしかし買っておくのも良い気がしています。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

それにしても昔は銀行株なんて終わった株の代表でしたのに時代というのは変わるものですね。自分のブログを遡るとそんなことを書いているような気がします。

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