引き続きアメリカの個別株について #1148

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先日に続きアメリカの個別株について思うことを書こうと思います。決算が続々と発表されています。その中でハイパーグロース株の決算が良くなくて売られるのを散見します。あとから“それ言わんこっちゃない”とか言うつもりはないです。しかしハイパーグロース株というのは怖いなと思ってしまいます。そして期待で買うのではなくて決算が良かったのを確認して買うのが本当に安全な買い方なんだなと思いました。例えば良い決算が発表されてその株の株価が大きく跳ねたとします。広瀬隆雄さんはそこから“恥を忍んで”買うのが良いというのです。“恥を忍んで”という表現が面白いですが格好つけず、格好悪くてもいいので決算を見て後から乗る、これが安全な買い方なのだなと思いました。

 

自分が見た決算の良くなかったハイパーグロース株はTwitter界隈を見ていると本当にピカピカの宝石のように持て囃されていました。つまり期待ばかりが大きくなっていたんですね。繰り返しますが後からやめとけば良かったのにとか言うつもりは全くないです。自分だってもっと年齢的に若ければそういう株で勝負する可能性があったかもしれないからです。

そうではなくてそういった銘柄そのもの分析やそれらの株を買っている人などをTwitterで見て観察することが大切なのだと思います。そして自分自身の学びとすれば良いのです。

 

年齢を重ねるにつれて比較的に穏当な株を買うようになります。それはそうですよね。その人の時間が限られているからです。特に最近感じるのが20年という数字は大切だなと思います。どういうことかというと20年あれば安全に大きな資産を作れると思うからです。これが自分で学んできた答えのような気がします。20年を切ってくると少しずつ難しくなってきます。ですから自分の人生のどこで区切りをつけるのか、そしてその区切りから逆算してどのように資産形成していくのかを考えた時、大きく負けたり大きく後退することを避けるようにしなくてはいけないと思うのです。

 

自分がETFを買ったり個別株でMSFTを買ったりするのもそういった理由でもあるのです。自分の残りの人生を考えるとVTIを積み立てていくことが最適解になっていきます。そしてそれとは別のところでリスクを取っていくのです。そしてそのリスクの取り方もレバレッジETFを買うという個別株を買うよりもやや穏当な取り方になるのです。

昨日のアメリカ株の個別株は大きく売られる株がたくさんありました。そして三指数とも下落して終わりました。しかし自分の持っているETFはダメージが軽微だったと思います。SPXLも1%程の下落で済みました。

こうやって荒々しい地合いの時は安全に安全に行きたいものですね。勝ちを拾っていきたいところです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

一旦の調整ならなりましたがまだまだ年末年始のラリーは続きます。退場だけはしないように相場に乗っていきたいと思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日でありますように。