投資初心者が勝つには その2 #1120

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前回のブログの続きを書こうと思います。投資初心者が勝つにはということで引き続きオニールの成長株投資の言葉について考えてみます。

五番目として“値嵩株を買い、ペニーストックのような株価が一桁台の銘柄は避けること”としています。これもよくわかります。日本株キーエンスの株価が69,000円としてそれを買おうすると6,900,000円もします。なかなか手が出しづらい株価です。しかしこういった株はその株価になるまでに当たり前ですが株価を上昇させていく理由がありそしてものすごい額の株価になったのにはそれなりの理由があるわけです。ちなみにキーエンスはとても良い株で株価はずっと右肩上がりに上昇しています。

まあ株初心者の方は値嵩株が良いというよりは低位株には手を出さないということを気をつけた方が良いと思います。安易に安い株に手を出すとボラティリティが高いですし安定感が無いと思います。株価がしっかり成長して上昇している株価が安いはずがないというわけです。

 

六番目の言葉“買ってすぐに損になったら損が小さいうちに早めに処分してしまうこと”とありますがこれは一転して損切りについてですね。損している株や損し続けている株はとっとと切ってしまう方が良いです。というかこの世に良い株なんていくらでもあります。というかなんならVTIやVOOといったETFでも良いのです。応援したいとか損をしっかり出しているのに“上昇するはず”なんて言葉に縛られて身動きが取れなくなるよりはとっとと売って儲かっている株を買い増しする方がよほど良いです。

自分が過去に良い思いをした株にもう一度トライするのも良いと思います。逆に自分が過去に失敗した株にリベンジなどといって再び入るのは良くないと思います。

 

7番目の言葉は“PBR、配当利回り、PERは無視すること”とあります。この言葉はその人の投資スタイルによります。あくまでも値上がり益を狙った成長株の投資ということですと株価が割安だとか割高だとか配当利回りが良いとか悪いとかそんなことは関係がないということです。というか株価がどんどん成長していれば株価は当たり前のように割高になりますし配当利回りは小さくなっていきます。だけど良い株を買う時にはそんなこといちいち気にしないということです。順張りで買うからには繰り返しになりますが割高だとか割安だとか配当利回りがどうだとか気にしないということです。それよりも大切なことが他にたくさんあるわけです。

 

前回と今回を踏まえると、成長株に投資する時というのは往々にして成長している後から入るということになって、そして株価が上昇していてもびびることなくそこに乗っかっていきなさいということだと思います。そして損した時はとっとと逃げるわけです。ここに自分の経験を少し加えるとするならば、同じ株なのに自分は損していて他の人はうまくいっているということはよくあります。株をやっている人あるあるです。だけどそこで気にしたり傷ついたりしないことです。というかそんなことはよくあることなのです。笑って過ごして自分の得意で儲かっている株にフォーカスすれば良いのです。

成長している株の成長に乗っかる投資方法は負ける確率がかなり低いと思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

自分の投資経験から話しますと投資を始めた時しっかり勝ことができるかどうかでその後のその人の投資人生が変わるのだと思います。その時しっかり勝てないやはりその後投資がするのがなんだかつまらないものになってしまうのだと思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。