雑談、雇用統計と総理の辞任 #1107

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先日雇用統計が発表されました。確かに予想外の結果でしたがその予想外というのも株式市場を混乱させる予想外というわけではなく大きな波乱もなく無事過ぎ去ったように思えます。まあしかし波乱の先送りといえば良いのでしょうかやはり一波乱どこかで必ずあると思いますしこのまま何事もなく終わるとは到底思えません。九月も始まったばかりですし十月の最後の日まで何があってもおかしくないと思っています。要警戒ですね。

しかしそんな警戒とは裏腹にアメリカ株は何も無かったのですが日本株では大きな動きがありました。そうです菅総理大臣の総裁選不出馬のニュースです。

 

この菅総理が総裁選に出ないというニュースで日本の市場に好感されて株価の上昇が起きました。ですが総裁選に不出馬だから株価が上昇するってなんとも寂しい話ですね。しかしそれも現実ということです。確かに菅さんのまま選挙に出ても自民党は負けるかもしれません。選挙に勝つための自民党の顔を変えるというのは何となく理解できます。ということで自民がまた一致団結して選挙に勝つということを市場は折り込みに行っているよ気がしました。

ということで先週の末は雇用統計のモヤモヤしたアメリカ株そして菅総理の総理辞任による日本株の上昇ということでトータルで上昇でした。

 

そしてなんといっても菅総理といえば通信キャリアの問題ですよね。菅総理が総理になった時に通信キャリアの株がそれぞれ下落しました。それはかねてから菅総理は通信キャリアの通信費の値下げをすべきだと訴えていたからです。そしてそれを受けて通信キャリア企業はなんとか通信費を下げるプランを用意しました。しかしそれは少し争点ずらしのような提案でなんとかやり過ごしたのでした。そして通信株の株価は一度ショックを受けたように大きく下がりましたがまた元の水準に戻ったのでした。

 

そして菅総理が総理の職を辞するとニュースが流れ通信費が大きく上昇しました。自分もNTTとKDDIの株を持っていましたので恩恵を受けて上昇しました。

株価が上昇してくれて本当に嬉しいのですがやはり日本の通信株は強いなと思いました。結局何も無かったようにのほほんとしています。今振り返ると菅総理が誕生した時に通信株が大きく下げた時、あそこが大きな買いポイントでした。一時期本当に下まで下げてNTTも利回りが5%近くになっていましたしKDDI配当利回りが4%近くになっていました。あそこで買えていた人は今頃ホクホクなのだと思います。まだ10年ぐらいは安泰な株だと思いました。

初心者の方こそ日本の通信株から入るのが良いと思いました。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

NTTもKDDIも増配率は少しずつ下がってきていますが長期保有していればより確実に保有者の資産を増やしてくれると思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。