価値の低い、そして高い #976

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バリュエーションという言葉をよく聞きます。もしくはバリュー、なんで言葉の方が耳馴染みがあるでしょうか。これは株の価値を意味していてバリュエーションが高い、バリュエーションが低いという使い方をします。バリュエーションが高い株というのはその株の価値に対して大きな価値で買われている株ということになります。逆にバリュエーションが低い株というのはその株に対して低い価値で買われている株だということになります。

では株を買う時、どちらの株を買うのが良いのでしょうか。バリューの高い株、低い株。バリューの高い株というのは人々がそれだけ高い評価を与えていてバリューの低い株というのは人々が低い価値を与えています。

 

正解は時と場合による、ということになると思います。そう、その時代やその人のリスク許容度によって異なるわけです。

これまでは人々が高い評価を与えていた株というのは高い評価であるそれなりの理由があるとして更に人々に買われていました。つまり高い評価が更に次の評価を生むわけです。そうやって何年も先の利益を織り込んだ株価になっていったのです。

しかしその高評価が高評価を呼ぶ時代が終わりました。金利が上昇すると未来の利益に対して懐疑的になります。なぜなら目の前ある債権を買った方が安全だからです。

 

そうなるととてつもなく高い評価の株は売られます。では低い価値の株はどうなるのかというと売られるにしても限定的です。つまり高い評価の株よりも低い評価の株の方が安全であるということになります。そうやって低いバリュエーションの株の評価が見直されて買われるわけです。

もしバリュエーションの高い株ばかりに囲まれたポートフォリオを組んでいたらそれは少しイケていないポートフォリオになるのだと思います。なぜならその高いバリューの株ばかりのポートフォリオは簡単に崩れ去るからです。

 

とまあ前置きが長くなりましたがこれまでにバリューが低いと言われてきた株で買える株を羅列していきたいと思います。これは自分の知る範囲のことですので間違っていたらごめんなさい。

BMY、ABBV、JNJ、などなどです。ヘルスケアが多いですね。どれも良い株だと思います。自分はABBVを持っていますが配当利回りが5%近くもあります。BMYはなかなか株価が動いてくれませんがとても安全な株だと思います。そしてJNJは言わずと知れた連続増配株のキングです。どれも良い株だと思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

明日から一週間が始まります。どんな一週間になるのでしょうか。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。