オリックスの決算についての雑感 #932

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オリックスの決算が発表されましたね。こちらの決算はNTTやKDDIと比べて率直に言ってダメダメな決算だったと思います。まあ完全にコロナの影響を受けていますよね。しかし一応希望もあって配当は維持してくれるとのことですので保有するだけの理由は自分の中で持てます。現在の配当利回りは4%強でそして配当性向はおそらく50%を超えてくると思います。となると配当株としてはそれほど魅力的であるとは言えない気がしますのでここから“買い増す”ことをするのかというと正直あまり考えられないですね。1200円から1400円の間で複数買ったという方はもちろんお見事と言う他ないですが流石にここから買う気にはなれません。ここは100株しか持っていないのでホールドでいこうと思います。

 

自分が買ったのは1254円ですのでこのまま保有することができると思っています。当時は利回りが6%を超えていましたしそこに優待も付いてきますのでとても良い買い物をしたと思っています。あと何気にホテルが安くなるオリックスカードを早く使いたいと思っています。

オリックスの配当を維持する姿勢や自社株買いをする姿勢も本当に良い企業だと思います。そして優待も良質となればなるべく安いところで買いたいですね。ちなみに配当性向50%はコロナの影響を受けている企業だと高いと思いますのでせめて40%台に落ち着いて欲しいと思います。

 

話は少し逸れますがJTがついに減配をしましたね。日本たばこはNISAランキングでも上位にいてNISAでJTはないだろうと思っていました。まあ買っても100株程度だと思っていましたがなんだかもったいないですね。高配当株を買う時に気をつるべき点がいくつかあると思いますがまさしく日本たばこは良い投資家初心者の方には良い教科書となったのではないでしょうか。まあ配当性向が80%を超えるととても危険ですし随分前にその80%を超えていたと思います。売るべき時はあったと思います。

 

ここで気をつけたいのはとっとと損切する勇気を持つということだと思います。特にNISAで買っている人は売りづらいと思います。そしてこの先株価上昇、増配、と“あるかも”しれません。しかし売るべき時に売っておかないとただただ損失を増やしていく可能性も高いわけです。

ということでオリックスJTと同じ道を辿りそうであれば売らざるを得ない時が来るかもしれません。それは配当性向が高すぎる。そして行っている事業がそもそも売り上げの上昇が見込めないなどです。コロナが収まってオリックスの売り上げが上昇して配当をする余地がここからさらに増えていくことを祈りたいと思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

日本株で優良な株というのは限られています。どんな株が優良と言えるのかたくさん学んでいきたいですね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。