円環の外側に出る #919

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テレビで時々芸能人が違法薬物や大麻を吸ったとかなんとかいってニュースになります。個人的には他人が何かをして逮捕されたとして、わざわざなんでそんなことニュースにするんだろと思わなくもないのですがなんとなく耳に入ってきます。

そしてニュースを見ていると画面に向かって馬鹿だなあなんて思ったりするのですが芸能人がそういったいわゆる麻薬などになぜ手を出してしまうのでしょうか。まあ、もちろんそもそも麻薬を買うだけのお金を持っているというのもあると思います。リスクを冒してまで麻薬を売るのですからその人から確実にお金を回収しなくてはいけません。

 

しかし私が見ていて考えた芸能人が薬物に手を出す別の理由があります。それは結局芸能人の仲間内のサークル内で生きているとその麻薬が良くない物だとわかっていてもサークル内の空気を読んだりしているとだんだんとそういった感覚が麻痺してくるのだと思います。そういった麻薬をすることが当たり前だとか、それがかっこいいなんていう空気に浸かってしまうとわからなくなってしまうのではないでしょうか。

だから本当はその物事が本当に正しいのだろうかだとかその常識って本当に正しいのだろうかと疑う力が必要なのですがそういった視点を失ってしまうのだと思います。そういった力がないと変な空気に飲まれて後で取り返しのつかないことをしてしまうということがあるのだと思います。

 

なぜわざわざそんなことを書いたかというと結局株式投資も同じだと思うからです。お金の使い方も周りの空気や常識にとらわれてしまうことは往々にしてあることだと思います。なぜならある特定の胴元が“そういう空気”を作ってしまうと人はそこから逃れられなくなってしまうからです。

例えば銀行にお金を預けるという空気が周りにできてしまうとお金は銀行に預けるということが常識だと思ってしまいます。例えば男は車を買って女の人をデートに誘うという空気が周りにできてしまうとたいした収入もないくせに無理して身の丈に合わない車を買って女性をデートに誘ったりします。

 

自分の周りには投資をする人なんて誰もいませんでした。ですからお金で株を買うということは自分の周りでは非常識なのです。そうなるとなかなかそういった常識から出ることができなくなってしまいます。じゃあどうやってそういった空気から出ることができるのかというとそれは本を読んだりインターネットで学んでメタ認知を得るということだと思います。常識の外に出てその常識がなぜ作られたのか、他にもっと良いものがないのか考えることができるのかが大切なことだと思います。

芸能界という大きな空気を読むサークルの外に出て物事を考えないと芸能人の薬物使用は無くならないのではと思いました。自分の常識の外に出てそこから見るということが自分の人生で必要なことなのではないでしょうか。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

メタ的な視点を持つということはつまり自分の常識を疑うということで学ぶということがとても大切なのだと思いました。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。