配当株について考える #902

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バイデン氏が大統領に就任しました。個人的にはバイデン氏でもトランプ氏でもアメリカ株が好調であってくれれば良いと思っています。しかしバイデン氏が大統領に就任した時、アメリカ株は一旦調整するだろうという見方がありました。まあ蓋を開けてみればそんな憶測もなんなそのダウもナスダックもSP500も三指数共に最高値を突破しました。またアメリカ議会の上院と下院を民主党の議員で過半数を取る所謂ブルーウェーブ状態になりました。こちらも本来ならば株式市場ではネガティブな要素と取られて株価は下がると思われていたのですがこちらもそんなことはなく結局三指数共に最高値を更新となったのでした。

 

一方で長期国債金利の方はというと、こちらは予想通りというかなんというかジリジリと上昇していきました。こうなってくるとグロース株も株価は上昇するし長期国債金利も上昇するしでなかなか難しいなと思ってしまいます。ただグロース株と共にバリュー株の物色がこの先あるのではないかという話もちらほら聞きます。

ということでここから先は自分の知っている株クラスターの人たちからずっと蛇蝎の様に嫌われていた高配当株への投資も考えられる時期に来たのかな思ったりします。今は割安で高配当な株というのは本当にゴロゴロしています。

 

昨日自分の持っているオリックスが大幅高となりました。またここ最近NTTやKDDIも株価が上昇しています。まあ割安で放置されていてかつ高配当(配当利回り3.5%以上)そして連続増配となれば買われるのもわかる気がします。

自分の持っているABBVも高配当株としてとても有望だと思いますしそれこそJNJを買っても良いと思います。JNJは配当利回りが低いかもしれませんが長期で持つのであればもしかすると良いタイミングなのではと思えます。

 

銀行株については投資の対象としてありだと思います。先日もブログに書きましたようにモルガン・スタンレーゴールドマン・サックスJPモルガンなども良いと思います。日本だと三井住友だとか三菱UFJも高配当利回りで買える気がします。

ただ個人的に注意したいのは銀行株はNISAでは買えないと思います。NISAで配当株を買うということは長期保有を目的として買うはずです。しかしこの銀行株の復活というのはこの先5年続くのかどうかといえば微妙です。微妙というか“わからない”と言った方が正確かもしれません。それだったらJNJで連続増配の恩恵を受けるかABBVや日本の通信株を買った方が良いのではと思います。銀行という業態そのものが本当に必要なのかどうかという疑問がNISAで買うというのには少し向かないと思うのです。

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今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

個人的にはSPKも良いのではと思ったりします。配当利回りは少し低いですが連続増配株ですので長期的に持つのに最適だと思います。配当性向も低いですしね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。