成長株と配当株についてあれこれ考えてみました #830

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先日のブログでトゥイリオの決算が個人的に気になっていると書きましたがつい先ほど発表になりました。決算の結果増収、そして一株当たりの利益も良いとのことでした。ただし次の期への予想、ガイダンスが弱かったのかアフターマーケットで株価を下げています。これというのは今までは良かったが来年からはわからないですよと言っている感じがしてすこし勢いを削がれてしまいます。クラウドストライクはアフターマーケットで下げることはなかったので影響を受けていませんがまあ良くもなく悪くもなくといったところでしょうか。

そんな中自分の持っているBTIが株価を下げずに健闘してくれています。

 

ここ最近盛んに言われるのが配当株は投資効率が悪くて成長株が投資効率が良いという言葉です。これは正しくて反論するつもりはないです。配当株は利益から税金が引かれて残った利益から株主に還元された時にまた税金を引かれます(配当を再投資すれば税金が引かれないんじゃないかと思っていたけどそうでもないらしい)。成長株は利益をまた更に自分の事業に再投資するので税金が引かれないというわけです。税金について個人的に詳しくないのでわかりませんが国としては出てきた利益を設備投資に使って欲しいはずなので企業が利益を事業に再投資するように税制の優遇措置を講ずるはずです(違ってたらごめんなさい)。ということでつまり企業が事業活動をして得た利益は株主に配当として渡すよりも自らの成長に投資をした方が株主の利益に繋がるということです。

 

ただしこれには注意が必要で長期で見て成長株がパフォーマンスが良いというのはずっとその株を持ち続ける必要があるわけです。その株を持ち続けてパフォーマンスを比べた結果成長株の方が配当株よりも株主の利益になったよねということなのです。

成長株で良いパフォーマンスをあげるにはまずそもそもその企業が成長していなくてはいけませんしそしてその株がどのような株の値動きをしても持ち続けなくていけないのです。果たしてこれができるのかという疑問が残ります。

自分はアップルが成長すると思い買ったのですが株価が下がった時に利益を守らなくてはと堪らずに売ってしまいました。でも本当はそれだと良くないんですよね。

 

一方高配当株は株価が下がっても配当をもらえれれば個人的には問題ないですし寧ろ下がったら買い場だと思えてしまいます。精神的に楽なんですよね。そして売る理由が無くて悪く言えばダラダラと持ち続けます。損切りというか損しているかどうかわかりづらいために結局持ち続けることになります。

こう考えると配当株が一概にパフォーマンスが悪いとも言い切れない気がします。ずっとホールドし続けるという前提でいくと配当株の方がホールドしやすいわけです。

ただし成長株は利益が乗ってくると保有する余裕が生まれますし配当株は配当が切られる怖さがあります。そういった諸々のリスクやリターンを考えて投資する必要があるのだと思いました。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

ということで今持っている株で一番パフォーマンスの良い株はブリティッシュアメリカンタバコなのではとこの頃思うようになりました。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。