アメリカ株はバブルに突入へ #582

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YouTube広瀬隆雄さんのライブをよく見ています。先日そんな広瀬さんが今はバブルの何合目なのかという話をされていました。まずアメリカ株はバブルなのかそうではないのかという話ですが僕はあまりバブルといった感じではなかったですが広瀬さんの見解は今のアメリカ株はバブルであるとのことでした。広瀬さんは米株のスペシャリストですから間違いないと思います。そして今はバブルの始まったばかり、野球でいうと二回の裏が終わったところだとのことでした。

アメリカ株はマルティプルエクスパンションが起こっているとのことでした。ではこのマルティプルエクスパンションとはどんなことが起こるのでしょうか。

 

Multiple expansionが起こるとPERが意味をなさなくなると言います。つまりPERが高いから割高でだからもうそんな株売ってしまおうという判断が間違いになってしまうということです。逆にPERが低いから割安で買う、としても誰もついてこなくて結局機会損失になってしまう可能性があるのです。

つまりこういうことだと思います。人々がアメリカ株を買っている、というより儲けようとして割高であっても買われているところにお金が集まってくるのです。要するに買いが買いを呼ぶわけです。そして買っても儲からない株を持っているとその株主が出遅れた感覚になってしまいその株を持っている意味を失ってしまうわけです。

 

ただしこのバブルの話には注意が必要で長い景気拡大局面で利下げが行われるとそこから一気にバブルが弾けて景気後退になってしまうと言います。景気が拡大しているのに利下げなんてすることあるのか、と疑問に思われるかも知れません。しかし今、現にそんな雰囲気ありますよね。アメリカでは景気がずっと拡大しているのにもかかわらずコロナウィルスによる不景気への懸念から利下げした方が良いのではという考えです。

もちろんそんな利下げなんて実施されないと思いますがもし利下げされればそのままバブルが弾けるなんてことになりかねません。

 

とはいえです、いくらバブルだバブルだといいつつそこで自分の手持ちの株を全て売ってしまうのは間違っていると広瀬さんはおっしゃいます。それについては僕も同じです。今目の前にある取れる利益を取らないでいつ利益を取るのでしょうか。まだバブルには突入したばかりです。いつかバブルの収束はやってきます。しかしそれは今ではないのです。

僕は長期債の金利と持ち株の決算、そして全体の企業業績、原油価格、を常に見ていたいと思います。特に金利と決算ですね。良くない方向に行けば売らなくていけません。それまではホールドです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

まあおそらく連日のニュースを見ていると日本の経済はかなりボロボロだと思います。というか今月末に東京に遊びに行く予定なのですが正直怖いですからね。自分がコロナウィルスに感染するのではないかと思ってしまいます。そうするとやっぱり出かけるのやめようか、となってしまうわけです。

あとこれは経済に関係ないのですがマスクをしているとかしていないとかで人間関係がギクシャクするのが本当に嫌です。個人的にはマスクなんてどうでもいいんですけどね。マスクしていなかったら見知らぬ人に怒られたりするのかな、そんなことを思うと少し心がささくれだってしまいます。

いずれにしても投資の観点からすると日本の株は買えない、中国株も同様に買えない、となるともうアメリカ株しかないんですね。そしてアメリカ株はバブルになって更に加速していくのだと思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。