アメリカ株にまつわるアノマリー #567

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アメリカ株にはたくさんのアノマリーが存在します。アノマリーというのは法則や事象で説明できないものだそうです。僕はというとそれほどアノマリーに詳しい人間ではありません。しかし株の情報を仕入れたりしているとなんとなく耳に入ってくるアノマリーというのがあります。例えばこんな怖いアノマリーがあります。それはその年の一月のS&P500がプラスで終わるかマイナスで終わるかでその年、一年を通してS&P500のパフォーマンスが決まるというのです。まあ冷静に考えてみると当たり前といえば当たり前なのですが今年の一月はどうだったかというと年初から大きく上昇して余裕で勝ちそうな雰囲気でしたが最後の最後で例の新型コロナウィルスの影響でわずかにマイナスで終わってしまいました。もしかしたら今年一年間は例え途中調子が良くても終わってみれば大したことのない年だったということになるかもしれません。

 

他にもこんなアノマリーがあります。大統領の二期目に大暴落が起きやすいというのもあります。まあ一期目は二期大統領を続けるために頑張るというのがあるからかもしれませんね。トランプ大統領も僕にはそんなような節が見受けられます。そしてここに来て再び大型減税をするとかしないとかそんな話があります。要するに民主党票の切り崩しなのだと思います。

この減税が成れば株価にはプラスに働くと思いますが果たして二期目にすることが残っているのでしょうか。疑問です。二期目に“大暴落”とまでいかなくとも少し大きめな調整が入って株価が崩れる可能性はあるかもしれません。

 

これまでアメリカ株は右肩上がりでグイグイと伸びていきました。僕はこの傾向はまだまだ続くと思います。原油が安いというのもアメリカの人たちの可処分所得を増やしてくれますし失業率の低下というのも同様です。トランプ大統領アメリカの雇用を守る政策を絶えず行ってきました。ですからやはりまだまだ株価は上昇していくのだと思います。

 

しかしだからこそ気をつけなければいけないと思います。では具体的に何をすれば良いのかそれは株を全て売って全降りすることではないと思います。そうではなくて現金を持つことだと思います。そして株価がなんらかの理由で大きく下げたときは株を買えば良いのです。その大きく下がる時に備えるわけです。

現金をどれだけ持てば良いのかなどはそれもまた勉強になると思います。アノマリーはただのアノマリーですがしかしここまで大きく勝ってこれた人ほど少し慎重になっても良いかもしれませんね。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

今年一年始まったばかりです。アメリカ株は一月ほんの少し躓いたかもしれませんが僕はなんとかプラスで終わっています。果たして今年年末笑っているのかどうなのか楽しみでもあり、不安でもありますね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。