先日マタイ効果について記事を書きましたが、そこで最後に複利効果についても少し書きました。それこそがまさにお金持ちがお金持ちになる理屈なのです。ここで少し注意しなくてはいけないのは人が感じるお金持ちの定義は曖昧だということです。そして僕は曖昧で良いと思っています。僕は今資産900万あって、資産900万で全然お金持ちなんて思うことはありません。なぜなら世の中には何千万、何億もの資産を持っている人がゴロゴロいるからです。資産900万なんて焼け石にかけた水のように簡単に蒸発します。
しかし一方で思うことは世の中に貯金なんて全くできない人というのも確実に存在しているのです。これは信じられないかもしれないですが事実です。ちなみに我が家の親も全く蓄財のできない人間でした。目の前に存在するのです。
では何が言いたいかというと自分の上との資産格差はどんどん広まるかもしれませんが、しかしちゃんと自分のできる範囲でちゃんと蓄財していれば下との差もどんどん広まっていくのです。そしてそれは加速度的に広まっていきます。そして蓄財の仕方がわかってくると何が正しくて何が間違っているかも自ずと分かってきます。
例えばたばこは吸うべきか否かだとか飲酒はするべきか否か、健康にはどう気をつければ良いのかどんなことを学べば良いのか、そして自分にある時間をどう使えば良いのかなどです。
ピケティの本が一時流行りましたがそのピケティの示した公式R>Gが有名ですね。資産の収益率の方が労働の収益率よりも上回るという話です。その話を聞いた時どう思われましたか。僕なんかは「それはそうだろうな」と思いました。僕が思うのはこのピケティの公式が伝わっている人はもうすでにそのことに気がついていてなんらかの方法で実践している人たちなのだと思います。本当の貧困の人や資産の蓄財ができていない人たちには全く届いていないのではないでしょうか。だから貧困のまま、そしてそのまま時が過ぎていくのです。
もし仮にこのブログの記事を読まれていてまだ貯金ができていないのであれば少しずつでも良いから貯金をしましょう。少しずつで良いと思います。そしてなるべく早くからそれを始めるのです。そうすることによって貧困から脱出することができます。そうやって少しずつ貧困から抜け出していくと今度は健康の大切や知識、情報の大切さにだんだんと気がついてくるはずです。そしてまさにそれこそが財産なのです。最初は少しずつですがその少しずつ、少しずつが段々と大きくなりそして差を広げていくのです。
もうすぐ自分の貯蓄が1000万になります。そして1000万の次は1100万です。最初の0から100万を貯めるよりも簡単に100万を貯めることができるはずです。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
好きな言葉に“山を移さばわ小石から”というものがあります。僕自身もちろん完璧な人間ではないですが、でも小さなことからこつこつと積み重ねていきたいと思いました。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。
