結局どうなったのか、たばこ株 #537

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昨年の前の年、つまり一昨年はたばこ株が逆風の年でした。ニコチン含有量を規制するだとかメンソールたばこを規制するだとかそんな話がたくさん出てきたからです。ちなみにメンソールたばことはつまり味付きたばこのことを言っていて、なぜそれがいけないかというと味付きたばこは喫煙の入り口になってしまうからとのことです。僕も実は高校生の頃から十年程たばこを吸っていました。その吸い始めの高校の頃はかっこつけてマルボロを吸ったりしたのですが、メンソールたばこはなんだか女性が吸うたばこのような気がして避けていた気がします。当時の周りの雰囲気もそんな感じで女性も女性でメンソールを吸っていた気がします。

 

つまりその指摘は高校生当時の周りの状況を見ると当たっていた面もあると思います。それはたばこメーカーの販売戦略がうまくいっていたのかどうかは知りませんが結果的にメンソールたばこは女性が吸うものというイメージがあったのです。そして女性は女性でメンソールなら吸っていても変でもないといった感じになっていたのではないでしょうか。

そんな喫煙の入り口になっていたメンソールたばこは目の敵にされ、そしてそのメンソールたばこを多く販売していたブリティッシュアメリカンタバコの株はどんどん売られていったのでした。

 

ブリティッシュアメリカンタバコの株がどんどん売られていった結果どうなったかというと、もともと高かった配当利回りは更にどんどん高くなっていってついには8%を超えるまでになりました。そこで僕は何も考えずにNISAで90万円程買いました。

結果的にそれが正解だったわけです。例のメンソールたばこの規制は遅々として進まず、ニコチン含有量の規制も限定的なのではという話も出ています。またブリティッシュアメリカンタバコは“アメリカン”なんていっておきながら実はイギリスの企業で、例のブレグジットが円満にことが進みそうという安心感によって株が買われる展開にもなっています。

 

まだまだPERの数字も10倍代とものすごく高いわけでもありません。僕のブログに“自分はマスターカード株に軸足を置いているのだ”なんて書いていましたがこれはひょっとするとブリティッシュアメリカンタバコの方がマスターカードよりも株主に対するパフォーマンスが良いのではないのかと思ってしまいます。

そしてブリティッシュアメリカンタバコはなんといってもADR扱いです。つまりアメリカでは税金がつかないため日本でのみ課税となりNISAで買えば税負担がほとんどなくなるということになるのです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

今思うと高校の頃が懐かしいですね。その後僕はたばこをやめるわけなのですがさほど苦労もなくスパッとやめることができました。まあ結局かっこつけで吸っていただけなんですね。すぐにやめることができて良かったと思っています。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。