東京に遊びに行ってきました その2 #521

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先日のブログにて少し前に東京に遊びに行ってきましたという記事を書きました。二日間東京に行ってきて一日目は演劇を観て残り一日は朗読劇を観てきました。朗読劇は演者が台本を持って決まったセリフを読みます。そして朗読者は衣装を着たり、朗読者は人数よりも少ないスタンドマイクで話すため朗読者はスタンドマイクの前を行ったり来たりします。なので半分演劇みたいなものだといってもよいと思います。

そして前回の小劇団の演劇と同じように引き続きこちらの朗読劇も大きな団体ではないです。しかしそれでもそんなこと関係無いと思わせる内容のものを観たと思いました。

 

朗読劇は比較的短い演目を二つ観ました。一つは今年流行ったテレビドラマのパロディでもう一つはその朗読劇をされている方々が歌っているオリジナルの楽曲から構想を経て作られた朗読劇でした。

こちらもとても面白かったです。朗読されている方々ももちろん凄かったのですが僕はこの二つの脚本が素晴らしいと思いました。特に二つ目の話がとても素晴らしいと感じました。一つ目はそこに観にきている観劇者の人々が満足するような内容でいわゆる“置きにきた”というやつです。そしてもう一つはそこに観に来ている人達を皮肉っている内容でした(というか僕はそう感じました)。一つ目はわかります。しかし二つ目の皮肉っているというのはなかなかアクロバティックな芸当です。なぜならもしその皮肉が観ている人に気づかれてしまえば観ている人は不快な思いをしてしまいます。しかしそこは敢えてバレないようにそっと忍び込ませてホンを書くわけです。ちなみに僕はその朗読劇を観て皮肉られた側の人間だったわけですが全く不快な思いなどせず、寧ろ心地よい思いをしました。そしてそう来たか、というカタルシスさえ覚えました。

 

二つの朗読劇のその特に二つ目は一見するとただただ泣ける話です。しかしその端々にそういった脚本を書いている人のメッセージやメタファーが織り込まれています。そしてそれが程よいわかりやすさで織り込まれているのです。それが観ていてすごく感じて話の内容とはまた別のベクトルで謎解きのようなものを感じます。それがすごく良かったですし、その脚本を書いている人の遊び心というかギリギリを攻めている感覚がたまらなく面白かったです。

ちなみに繰り返しますが話の内容はとても感動的で泣ける話です。

 

そんなわけでとてもとても楽しい二日間でした。昨日のブログにも書きましたように普段僕は演劇とか生で観る人間ではありません。しかしこうしてみると演劇を観るというのも面白いなと思いました。それが有名な人が出ていない小さな劇団でもよいと思います。話の内容が面白くてその話によりメッセージが伝われば僕は良いと思うのです(もちろん大きな劇団でもメッセージは伝わると思います)。

演劇や朗読劇をまだ一度も体験したことのない方は是非一度体験してみてはいかがでしょうか。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

昨日、今日と投資とは少し離れた内容になってしまいました。そして具体的な名前が無いためすごくわかりづらい内容になってしまいました。ごめんなさい。

それでは今日もみなさまにとってよりよい一日となりますように。