人気が無くてかつ株主にちゃんと報いてくれる株 #498

f:id:toushiblog:20191130070717j:image

ブリティッシュアメリカンタバコの株価が上昇しています。買ったのは去年の今頃だったと記憶しています。買った理由はたばこ株をウォッチしていたわけではなくてSBIのサイトにあるADRランキングを見ていて一位になっていたからだと思います。まあそれもそのはずで当時は例のメンソールたばこ規制の話でBTIの株が売られ続けていた頃でもあったのです。そしてこれはたまたまだと思うのですが僕が買った時がおそらく底だったのです。やはりたばこ株を底で買うことができるともうそれは無敵状態といっても良いと思います。ちなみにアルトリアグループは底で買うことができませんでした。ここは少し思い切りが無かったと思っています。

 

たばこ株は設備投資をほとんどすることがありませんし値上げを容易にすることができるためキャッシュリッチな銘柄と言えます。そしてそれを株主にどんどん還元してくれるのです。しかしタバコそのものは常に世の中の逆風に晒されています。なので高値掴みは危険です。底で買うことができればもうあとは眺めているだけですし高音で掴むとそこから株価の下落をモロに食らう可能性があります。そうなるとせっかく配当をもらっても買い値から原価が割れてしまうということになります。こうなるとせっかく配当をもらってもプラスマイナスゼロだとか結局マイナスということになってしまいます(ただし高値掴みしても超長期に持っていればいつか報われるような気もします。時間効率は悪いかもしれませんが)。

 

先日BTIの通期見通しが予想よりも上振れたと発表がありました。その結果4%近く株価が上昇したのでした。今僕が持っているBTIはキャピタルゲインでも利益が出ていてかつインカムゲインである配当も3ヶ月に一度17000円ほどもらっているのです。そしてNISAで買っているため大成功と言えると思います。値上がり益も配当金も税金がかかりません。

 

思うことがあって結局たばこ株は駄目だ、駄目だと言われた時に買っている人が結局勝っているわけです(ちなみに僕はそのことに後になって気がついて、BTIやMOを買ったのは配当利回りが高いという理由とたばこ株が欲しかったという理由です。そんな格好良いものでもないです)。人気になっている時に買ってもそれほど良いものでもないということだと思います。

割安で人気が無くてでもちゃんと株主に報いてくれる株を買うことがができればその投資は成功と言えるのだと思います。

来年のNISA枠で何を買おうか迷います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

アメリカ株が買われると日本株が人気の無い株ということになるためでは日本株か、というとそうはならないのが困ったところです。それは日本株がなかなか株主に報いてくれないからです。別にそういう文化だと思って特に否定はしませんがやはり日本株は買いづらいなと思ってしまうのです。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。