格好悪くても良いじゃないか、それよりも大切なことがある #483

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ダウやナスダック、SP500とアメリカの株価指数がジリジリと少しずつですが何度も高値を更新しています。大きなリセッションが遠のいたからなのでしょうか、それとも予防的な金利引き下げが功を奏しているのでしょうか、取り敢えず景気後退とは考えられないアメリカは好景気となっています。失業率も低下していますし個人消費も堅調なようです。

僕自身株を買うようになってからなんとなくこういった数字を気にするようになりました。株を買うということは経済の勉強をするということだなと本当に思います。なぜならそういったことを気にしていないと自分の大切な資産を失ってしまうからです。

 

株価が上昇しているということは個別では悲喜交々あるかと思いますが全体としては基本的に利益が出ているということになると思います。というかよほど変な株を買わなければ勝ちやすい状況になっていると思います。つまり人々はアメリカ株を買いやすい状況になっていて既にアメリカ株を持っている人は利益が出やすい状況になっています。

ここで変にリセッションが近いからといって売ってしまうのは良くないと広瀬隆雄さんはおっしゃっていますが僕もそう思います。せっかく利益が出やすい状況にあるのにリセッションを待って黙って見ているのはナンセンスだと思うのです。

 

よく相場では魚の頭と尻尾はくれてやる、といった言葉を聞きます。つまり自分は相場に対して素人という自覚があればあるほど変に先を読んだりしない方が良いと言うことです。そうではなくて後から乗っかったとしても誰に責められるわけでもないですし確かに格好は良くないかもしれませんがしかし利益を得ることの方が大切なわけです。

そしてそれは逆も同じことが言えます。もう下落するのではないかと先読みして相場を降りるのもナンセンスだと言うのです。そんな先読みをするよりも多少相場から遅れることによって利益を失うかもしれませんがその少しのダメージを避けて大きな利益を逃していては本末転倒です。

 

広瀬隆雄さんはよく相場に対して謙虚であれと言います。僕は全くその通りだと思います。僕は少なくとも相場に対して無知で無力な存在です。それなのに相場を分かったつもりになって先読みをしても仕方がないのです。明日起こるであろうことを予測して動くよりも昨日起こったことに対して対応することの方がよほど現実的なのです。

勝間和代さんも言っています。“起きていることはすべて正しい”と、つまり裏を返せば起きていないことはいつまで経っても“予測”でしかないのです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

かくいう僕のアメリカ株はというとこちらもジリジリと儲けが増えている状況です。ただいまいちパッとしませんがここは耐えどころだと思い粘っていきたいと思います。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日となりますように。