不動産投資と株式投資について考える #446

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発作的に不動産投資のことが気になって収益物件をなぜか探してしまいます。調べてみると200万円のものや400万円のものなど僕でも手が出せそうな金額なのです。これはイケるのではないかと何となく思ってしまいます。そして表面利回りが12%だとか二桁を超えるものを見て内心ざわついてしまいます。

しかし冷静に考えてみるとこれってなかなか上手いこといかないよな、と我に帰るのです。それはそもそも表面利回りとは最初に手にするお金でそこから諸々引かれていきます。修繕費だとか管理費だとかあとは税金も当然引かれます。ざっと素人の僕が考えただけでもこれだけ思い付くので実際やってみると更に細かいお金が引かれるような気がします。

更にこれって部屋なり家なりを借りてくれる人がいて初めて利益が発生するわけですので少し買ったぐらいでは利益は安定せず沢山物件を手にすることによって安定的な収益を得ることができるのだと思います。

 

つまり不動産投資というのはある程度の実績を得て銀行なりどこか専門とする金融機関などからお金を借りてその借りたお金で更に不動産を増やしていくということになるのだと思います。持っている資産を担保にお金を借りてそれで更に次の資産を買うということなのではないでしょうか。そうすることによって数を増やし、数が増えれば多少の空室や空き物件ができても他でカバーするということだと思います。

 

対して株は利回りが不動産に比べると低いですが不動産ほどリスクはありません。引かれるのは税金だけです。そしてこれって大切なことだと思いますがすぐに現金に変えることができます。換金性が高いわけですね。

不動産投資は不動産を見に行ったり身体を動かすことも多いのが自分の中で難点です。おそらく足を沢山運ばなくてはいけないでしょう。それもなかなか面倒です。

今株でアルトリア が8%利回りがあってNISAで買えば7%ほど手に入ります。他にも6%ぐらいの利回りの株はたくさんありますし、必ずというわけではないですが株価は上がることがあります。しかし不動産は基本的に価格が下がるものだと思います。築年数が経てば資産価値が下がるわけですから価格が上がるというのは余程の外部要因がないといけないと思います。

 

もし自分自身が若くて活動的でどんどん物件を買っていって、そしてその物件を担保にお金を借りて更にどんどん物件を買っていくことができれば借金は残りますが働かずに生きていくことができるのだと思います。

対して株は地道にじわじわ収入を増やしていって借金をすることはないですが株だけで働かずに生きていくことは難しい、そんな風に思ったりします。しかし確実にやってくる老後の年金の足しになって60歳なり65歳なりにスパッと仕事をやめられるのだと思いました。

人はそれぞれ置かれている状況や資産状況も違うと思います。更に僕のこの考え自体も間違っているかもしれません。ですから投資の判断は自己責任でお願いします。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

一番良くないのは銀行にお金を預けたままにしておくことだと思います。それは銀行にお金を預けたままだと機会損失をしてしまいますし、更に何も考えなくなってしまうからだと思います。お金のことをちゃんと考えるってとても大切なことですよね。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。