イギリスに新首相誕生、ブレグジットが成ったとしてその後 #372

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イギリスの新しい首相が誕生しました。新しい首相ボリスジョンソン氏は強硬なEU離脱派です。ハードブレグジットつまりEUとの離脱交渉がうまくまとまらなくとも強引に離脱することを辞さない考えのようです。“強引に離脱する”ということはどういうことなのでしょうか。それは離脱に際してたとえイギリスにとってものすごく不利な条件であったとしてもその条件を飲んで離脱するということだと思います。イギリスに不利な条件を飲んででも離脱するなんてよほどイギリスはEUに対して嫌悪感を抱いていたのだと思います。

しかし他方でここまで離脱交渉がゴタゴタのグズグズになってしまったのはハードブレグジットを嫌う人がイギリスに多くいてそのせめぎ合いが続いていたからなのだと思います。

 

またイギリスという国はなかなか一枚岩というわけではなく、イギリス北部のスコットランドの人たちはEUに残りたいと考えている人たちが多くいるようです。ハードブレグジットとなれば尚更EUに残りたい、となるとイギリスから独立する、なんて気運が高まりを見せるかもしれません。

ハードブレグジットは大きなリスクを抱えていますがしかしそんなリスクを抱えてもEUから離脱したいとの決意は固いようです。今まで散々ゴタゴタしてきたわけですからこの先のことは正直わかりません。しかし10月末の離脱はおそらく成るのではないかと思っています。

 

さて前置きが長くなりましたが僕のブログは投資ブログです。そしてイギリスの企業が株主還元に積極的だということは以前の記事に書いた気がします。ハードブレグジットが成った時おそらく株価は下落すると思います。ちなみにイギリスの通貨ポンドはじりじりと下落しています。

株価が下落した時に僕個人的には絶好の買い場が巡って来ると思っています。イギリス株の下落は長期的に見れば一種の発作的なもので終わる可能性があると思います。

 

個人的に欲しいのはユニリーバやブリティッシュアメリカンタバコであったりします。人によってはロイヤルダッチシェルであったり、HSBCを狙っている人もいるかれません。

しかしそこまで手広く買うつもりは無いです。僕が狙っているのは二つでユニリーバかブリティッシュアメリカンタバコです。最初に挙げたユニリーバは日用品のグローバル企業であり、ブリティッシュアメリカンタバコはたばこのグローバル企業です。そしてこれらの株は配当の増配にも積極的です。

買いのタイミングに注意しつつ来年のNISA枠で買おうかと思っています。自分の株のポートフォリオの中には日用品がないのでユニリーバを狙いたいところです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

記事の中では触れませんでしたがイギリスの株ということになれば当然ADRということになりつまりアメリカでの税金がかからないということになります。つまりNISAで買うことができれば配当をそのままもらうことができるのです。ゆえに高配当株であるブリティッシュアメリカンタバコや安定して配当を出してくれるであろうユニリーバの株が欲しいと思うわけです。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。