フィリップモリスが好決算、そしてたばこ株に関するあれこれ #367

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たばこ株はすっかり不人気銘柄になってしまい、売られまくって株価が下落していきました。それが昨年の末から今年の年始までの流れだと思います。そして僕の感覚としては今年に入って下げ止まったと言っても良いのではないでしょうか。個人的に思うのはなんとなく“ほとぼりが冷めた”そんな気がします。もちろんアルトリア グループも下がることが時々ありましたが“まあそんなものだよな”というレベルの下げだった気がします。そしてここから更に下げれば利回りが6.5%を超えるためむしろ魅力的な数字になるような気がします。それぞれのたばこ株の決算を待って少し様子を見てから買うなりの判断しても良いと思います。

 

そんなわけでフィリップモリス(PM)の決算が良かったですよね。確かに紙巻きたばこの販売量が減っていますが加熱式たばこの販売量が増えているようです。加熱式たばことはいわゆる次世代たばこと呼ばれるやつですね。この結果が果たして喜ばれることなのかどうなのかは正直わからないですけど少なくとも市場は良かったと判断したようでした。

アルトリアグループは2%の上昇、ブリティッシュアメリカンタバコも6%程株価が上昇していました。やはりそれだけフィリップモリスの好決算が影響したということなのだと思います。

 

先日アルトリアグループの配当を受け取りましたと記事を書きました。そして配当金の明細を見ていてあらためて税金がかかるのとかからないのとでは大きな差なんだと思いました。

ブリティッシュアメリカンタバコは一時の最安値から戻して今はちょうど配当利回りが7%程です。そしてアルトリアグループの配当利回りがここ最近の株価下落により6.4%程になりました。一見すると随分2つの利回りが接近してきたと思うかもしれません。しかしブリティッシュアメリカンタバコADRアメリカの税金がかからずしかもNISAで買っているため税金がかかりません。しかしアルトリアグループは税金が丸々かかってしまってほとんど手元に残らなくなってしまうのです。

 

もしこの記事を読まれて高配当銘柄の株を買おうとされている方はその株の手数料や税金がどのようにかかるのかを調べられることが大切なことだと思います。ブリティッシュアメリカンタバコの他にもADRの銘柄(現地税金がかからない銘柄)はたくさんあります。そしておそらくイギリスかオーストラリアになると思いますがイギリスは株主還元にとても積極的な企業が多いので僕からおおすすめしたいと思います。

来年のNISA枠はブリティッシュアメリカンタバコの利回りが7%を超えていたら買いたいと思いました。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

関係ないですけど一年ってあっという間に過ぎていきますよね。何かたくさん楽しいことをしていきたいとここ最近つくづく思いました。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。