たばこ株についての雑感、JTとフィリップモリス #344

f:id:toushiblog:20190628063247p:image

僕のポートフォリオをざっくり言うとMasterCard、たばこ株、ペプシコat&tということになりました。そしてたばこ株がここ最近不調で株価の下げが目立ちます。たばこ株のメリット、デメリットをもう一度おさらいするとメリットは商品に中毒性のあるものということ、そして大きな設備投資を必要としないことです。したがってフリーキャッシュが潤沢でそのキャッシュを株主に還元します。株主還元は増配と自社株買いです。デメリットは世界的な健康志向の流れというものがあります。まあどこの国も社会保障費を減らしたいですからね。そういったこともあって喫煙人口は減少傾向にあるということです。

今回の記事ではたばこ株の中でもJTフィリップモリスについて考えたいと思います。

 

JTとは日本たばこ産業の略称です。財務省が株全体の3割を持っていて配当収入などを得ています。日本国内でのシェアはもちろんトップですし国外においてもロシアを始めとして様々な国でシェアを獲得しています。税金の対象が国内だけということもあってNISAで買うと良いのかもしれません。

しかしそもそも“日本株”というのが僕自身どうしても二の足を踏んでしまいます。国が財源の確保するためにJT株を売る可能性が常にあります。

株価が更に下落して2000円を切ったりするとギャンブルで1つぐらいNISAで買っても良いかもしれません。僕もそれぐらいまで下がったら1つ買ってもいいかなと思っています。日本株ゆえに連続増配がストップする可能性も常にあって、もし止まるようなことがあればウオッチ対象から外れます。

 

フィリップモリスティッカーシンボルPMです。フィリップモリスについて僕なりに疑問があって、それは他の人のたばこ株についての記事をよく読むのですがその中でなぜかフィリップモリスの評価が良いのです。確かにかつては高パフォーマンスで株主に利益をもたらしました。しかし僕の認識が正しければここ最近フィリップモリスの増配率はイマイチです。しかもそのブログ内でフィリップモリスを評価している人も増配率がイマイチであると認識しているのにフィリップモリスを評価しているのです。

一応フィリップモリスADRであるため日本国内のみの税金になります(厳密にはADRにも費用が発生していますがごく僅かです)。しかし僕の中ではあまり購入の選択肢には入ってきません。

 

たばこ株がこの先どうなるのか正直不透明です。特に今日挙げた2つの銘柄は自分的にはパスしたいかなと思います。JTに関しては記事の中でも触れましたように株価が2000円をきった時、フィリップモリスに関してはもう少し増配率や配当性向が良くなったら選択肢の中に入ってくると思います。ただしやっぱり優先順位が低いかもしれません。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

20年、30年と株を持ち続けて配当を貰い続けることがもし可能であるならば、そしてその間ちゃんと増配を続けてくれるのであればこれほど投資に適した株はないと思います。それこそ多少の株価の下落も許容できるのではないでしょうか。

果たしてたばこ株は配当をし続けてくれるのか、そして配当を増やし続けてくれるのか、そして株価の動きがどうなるのか気になるところです。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。