長期投資をしていて実は“退屈”であるということに負けてしまうことがあると先日の記事に書きました。そこに補足をもう少し加える必要があると思いました。
なぜ長期投資にとって退屈が良くないのかです。まあ端的に言って株価をいちいち気にしてしまうからなんですよね。株価をいちいち気にするようになるとその株価ばかりに引っ張られてしまって精神的にも良くないですし少し株価が下がっただけで売りたい気待ちに押されてしまいます。
もちろん株価を全く気にしないというのも良くないと思います。だけど株価にずっと張り付いているのも良くありません。適度に忘れるぐらいが良いのです。
適度に忘れて程よい距離感をもつために退屈は敵です。ではどうすれば良いのでしょうか。
まず第一にやっぱり余裕が必要になってくるのだと思います。余裕を持った投資をしているとそこまで気が気ではないといったことには陥らないと思います(もちろんだからといって銀行が安全だと言っているわけではないです)。
精神的な余裕が株価対して適度に鈍感になるのだと思います。その鈍感さがいつのまにか株価が凄いことになっているという思いもよらない幸せ、僥倖に巡り会えるような気がします。
いくら株を買ったとしてもいちいち株価を気にしても絶対にいいことなど無いのです。
第二に趣味がちゃんとあるということも大切なことだと思います。株を買ってそれはそれとして株のことを忘れられる趣味です。
ということで僕の趣味を書きますと読書と人狼、そして今こうやってブログを書くことです。だけど自分の中でどれも趣味として弱くてどうしても株価のことを気にしてしまいます。それって自分の人生としてなんだか貧しいような気もしますし、何か夢中になれる趣味を持つことが株に対して程よい距離感を取れるのだと思います。
いつも僕のブログを読んでくれている方で投資をしてくれている方は何か夢中になれる趣味を持っていますか。
僕のこのブログも株のことを書いている時もあればそうでないときもあります。それはやっぱり株のことばかり気にしていられないというのがあると思います。
株のことではなくて別のことも気になって、そのことについて書いているとそれが僕の株に対する程よい距離を保つことができるのです。
少し前に株を買いました。だからかもしれませんがこのブログも投資の話からは逸れるかもしれませんが僕の書く記事を楽しく読んでいただけたら嬉しいです。
長期投資に大切なものは株との程よい距離感でそのために必要なものは“適度な余裕”と“株から離れることのできる趣味”だと思いました。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。
“投資のブログ”と書いておきながら投資以外のことを書くのには少し勇気が要ります。果たしてこれって読んでくれるのだろうか、なんて思ってしまうのです。
まあしかしそこも本当は余裕をもって好きなことを書いていきたいと思います。
それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。