キャピタルゲインとインカムゲインについて思うこと #283

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毎年、年間で100万円貯蓄していったとして20年続けることができれば2000万円になります。年間100万円となると毎月5万円で賞与で20万が二回で100万円になります。どうですかこれって大変ですか。しかしここに配当の41万円が加わるとかなり楽になります。毎月5万円も積み立てなくてよくなるからです。だからやっぱり配当が多いとそれはそれでやっぱり楽なのです。

しかしこれに対する反論があるとすれば“株価の値上がりを狙うキャピタルゲインも結局収入とみなすことができる”ということができます。つまり100万円の株が110万円に値上がりしたら10万円の収入と言えるわけです。

 

そうなんですよね。結局この論でいくと配当収入もキャピタルゲインも一緒ということになります。では何が違うのでしょうか。それはキャピタルゲインは勝手に得た利益を再投資しているんですよね。つまり持ち続けることによる利益をさらに自動的に再投資しているわけです。

一方配当収入は一旦手元に戻ってきてそれをどうしますか、と聞いてくるわけです。つまり強制的に利益を確定しているんですよね。現に配当の権利日が近づくと株価は上昇し権利日が過ぎると株価は下落する傾向にあります。

手にした配当をさらに再投資すれば株の枚数が増えて次の配当が増えます。それをする、しないは株主の判断になるのです。配当を使ってまた株を買えば複利利益を得ることができます。

 

キャピタルゲインを狙うか配当収入を狙うかそれはその人の投資スタンスだし、その人なりの論があるのだと思います。そして僕は株の専門家でもなんでもないのでどちらが正しいのかなんてわかりません。

だけど僕がキャピタルゲインから配当収入に少し舵を切ったのはそれは自分の年齢によるところが大きいのだと思います。要は老後を見据えるようになったということです。一度手元にお金が来た方が精神的に安心ができます。そしてそれをどうすべきか考えればいいのです。もちろん生活費に回すのもありです。

 

冒頭に戻りますが最初の2000万円までの道のりはかなり杜撰な計画です。だって60歳になってもなお同じ給料を手にしているとは思えないですし、60歳になってもなお同じ賞与を手にしているとは思えないからです。

その時に配当の上乗せがあれば貯蓄は楽になっていきますしその配当を増やすことができれば精神的に安定するのです。

自分の年齢と比べて、自分の生活スタイルと比べてどういった投資スタイルがいいのか冷静に考えるべきです。人間は平等に歳を取ります。人間、この世の中にあるすべてのものに平等に時は流れるのです。

どういう投資スタイルでいくのか年齢と共に考えていく必要があると思うのです。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

歳はとりたく無いですよね、なんてジジくさいかもしれないですけどこれってどうしようもないですよね。寝ていても時間は流れていきます。時間の流れに逆らうということは絶対にできないんですよね。

だったらその時間の流れにどう付き合えばいいのか、どう寄り添っていけばいいのか、それを考えることの方が有意義なことのように思えるのです。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。