人狼とコミュニケーション #267

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人狼の話の続きをします。

では村人陣営はどうするのか。もちろん人狼のみを吊ることが大切なことだと思いますが、僕は吊られないことも大切なことだと思います(“吊る”というのは議論で村から1人を追放することです)。ここには色々な意見や考えがあると思いますが、僕個人としては頑張って発言して欲しいと思います。色々な人の話を聞きたいからです。ただしクロストーク(発言が同時に被ること)は良くないので挙手なりして、次に自分の意見を言いたい旨を伝えます。この発言待ちの順番が3番目でも4番目でもいいから発言して欲しいのです。考えていることを開示していかないと無駄な不信感が募ってしまいます。

 

この議論に参加する、というのはあんまり意識高いことを言いたくないですけどやっぱり社会で生きいく上で必要な力だと思います。もっと言うと議論というよりもコミュニケーションを取るという力が大切なことだなと思います。

だから人狼ゲームってコミュニケーションをとる練習に最適なゲームだと思うのです。人狼ゲームは所詮ゲームなので失敗してもいいわけですし、そこで会話にどんどん参加していってどのように会話に参加すればいいのかを学ぶわけです。

会話に参加するにはやはりルールがあって例えばクロストークが良くない、だとか発言する順番を守りましょう、だとか色々学ぶことができるのです。

 

能力者も同じでどうすればうまい具合に議論に参加できるのか、どうすれば村の役に立てるのか、どうすれば信じてもらえるのかを考えることが大切なのだと思います。そして初心者であればゲームに勝つというよりもそこに自分の課題を置いてゲームに参加するのもありだと思うのです。

もちろん自分の陣営の勝利も大切だと思いますが、そこまでどうやってゲームしたらいいのかわからない人は、どうすれば話し合いに参加できるのか、どうすれば信じてもらえるのか、そこにこっそり自分の目標をもって臨むことが大切な気がします。

 

狼陣営でも村人陣営でも人狼ゲームは学ぶことが多いと思います。あと見知らぬ人と話をするという力も身につきます。見知らぬ人と会話をする力って意外と社会に出て役に立つものです。

かくいう僕が果たして世の中に馴染んでいるのかどうか微妙ですけど、だけどもやはり面白いです。

あとは最後にゲームマスターになる、という選択肢もあってこれはこれで学びます。ゲームマスターは必ず必要とされます。そしてゲームには参加できません。そんな役を買って出ることの必要性とかも絶対にあると思います。

 

そんな人狼ゲーム、是非みなさん遊んでくださいね。楽しいですよ。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

人狼はプレイするだけでなく外で見ていても楽しいですよね。アルティメット人狼というのを検索して見てみると楽しいですよ。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。