まだまだ歩くことができるのだ #261

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3月30日、31日、4月1日と東京に遊びに行きました。僕の住んでいるところはかなりの田舎なので東京はやっぱり楽しいです。よく色々な人から聞くのは“人混みが嫌い”という言葉です。僕は寧ろ逆で人がたくさんいて賑やかなところが好きなんですね。まあ、根っからの田舎者なのかもしれません。

東京という場所が魅力的な場所か、と問われると素直に“はい”とは言えない気もするけれど少なくとも僕の住んでいるところよりは魅力的なのだと思います。人混みで賑やかなところもそうだしそこから抜けて閑散としたところもまたギャップがあっていいと思います。

 

3月30日の夜に五反田のインターネットカフェで一夜を過ごして翌日の朝8時から目的地に向かって歩くことにしました。目的地は大塚です。目的地が大塚と聞いて、えっ、と思われた方、正解です。五反田から大塚まで歩いたのです。というか大塚という場所がよくわかっていなくて、GoogleMAPに従って歩いて行けばそのうち着くだろうとタカをくくっていたのです。それに僕自身歩くことには自信があったので歩いていればそのうち着くだろうと。

いやあ、歩きました。ものすごく歩きました。結局目的地に着いたのは3時間以上後のことでした。新しい靴を履いていた僕の足は皮がめくれて足にマメが何箇所かできるくらいでした。

 

一人でたくさん歩いて歩いて歩きまくったわけですがだけどもとても楽しかったです。そのまま真っ直ぐ北に行けばいいのになぜか品川へ行きそこから千代田区、文京区と北に向かいます。

歩いていると街の景色がものすごく変わっていきます。そして当然日にちがら桜も咲いていて本当に楽しかったです。品川から九段下の方へ行って国会前を通って皇居周り歩いた時、自分が生きていて絶対に来ることのないと思っていた所に来た感じがまた楽しくなります。

そしてその後に文京区にたどり着くわけですが文京区もまた見ていて楽しかったです。文京区のセレブの人たちが集まってそうなマンションを通った時の自分の異物感がまた凄かった。思い出しただけでもなんだか可笑しくて笑ってしまいそうになります。そしてその辺りにはコンビニがほとんどないのも驚きでした。コンビニとか建てようものなら反対運動が起きるのかってくらいコンビニが無かったです。

 

最後に文京区を抜けて巣鴨の方へ行くとまた景色が変わって本当に楽しかった。

そして目的地の大塚に着いた時、色々考えました。GoogleMAPの表示時間はあてにならない、というのもあります。だけども僕が嬉しかったのは、まだまだ僕は歩くことができるのだ、という達成感でした。“少なくとも最後まで歩かなかった”という村上春樹の言葉がありますが、僕は“まだまだ歩くことができるのだ”そんな言葉を自分の中に見つけることができて嬉しかったです。五反田から品川へ行きそして大塚まで歩く。途中確かに疲れたけどまだまだ歩くことができるのだ。

また休みを見つけて東京に遊びに行きたいと思っています。

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。

今日は少しエッセイっぽい感じになりました。いやあ、それにしても歩きました。後で23区の地図を見て愕然としました。完全に下から上に突っ切っていました。また歩きたいものです。

それでは今日もみなさまにとってより良い一日になりますように。